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出口のない海 横山秀夫

2011–09–26 (Mon) 12:27
出口のない海 (講談社文庫)出口のない海 (講談社文庫)
(2006/07/12)
横山 秀夫

商品詳細を見る
人間魚雷「回天」。戦争が終わる頃、その体当たりで戦果を上げるための特攻兵器に、多くの若者が乗り込み、命を落として行った。甲子園球児の並木もそのひとりだった。魔球を投げたい、野球をしたい、そんな夢や愛する家族への想いを断ち切って、彼は回天に乗り込んだ。彼らは一体何を想い、何を決意して出陣していったのか…。見つめたくはない、しかし見つめなければいけない歴史と、ひとりの青年の葛藤を書いた戦争小説。



出口のない海、っていうタイトルからして胸が苦しくなる。

この人の作品は3作目かな?
『半落ち』『クライマーズ・ハイ』が既読です。


なかなかに壮絶。
戦争のことを書いていてゆるい現実が広がってるなんてあるはずもないんだけど。

しかしこの本の前に読んでいたのが『永遠のゼロ』で、
そちらは神風特攻隊の話だったんで、どうしてもかぶってしまった(笑)
で、永遠の~のほうが個人的に好みでぐっと来たので、どうしても感想が淡白に…(笑)

でもこちらのほうが、並木の目線で書かれてるから、
彼の揺れる気持ちがすごく表れてた。
一個人が戦争をどんな風に見て感じて、その中でどんなことを決意したのか。
そういう苦しみがなんか身近なものとして感じられました。

いきなり目の前から希望が失われることの絶望、
今までの日常に戻れない恐怖。
そういう虚しさとか、自暴自棄になってしまう姿がリアルでした。


最後、並木の
「俺は回天を伝えるために死ぬ」というのは、すごくすとんときた。
こういうのを忘れてはならないし、
厳しい時代を生きた人たちの気持ちを汲むことが、
今の私たちが出来ることなのかなって思いました。


読了日:2011/5/2
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