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空の中 有川浩

2007–07–27 (Fri) 15:08
空の中 空の中
有川 浩 (2004/10/30)
メディアワークス
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高度2万メートルに潜む未確認飛行物体。それは敵か?味方か?秘密を拾った子供たちは間違った道へと足を踏み入れ、秘密を発見した大人たちは謎の解明に奔走する。人と人、そして人と未知なる生物とのつながりを描いた、有川浩の自衛隊3部作「空自」編。
やっと読めましたよ~。図書館戦争→海の底→空の中という順番で読んでるので、発刊順と思いっきり逆になってます(笑)

期待を裏切らず面白かったです。
今回は人間より知能が高い生物だったので、会話が成立しているあたりだいぶほっとして読めました。レガリスは結構怖い&気持ち悪かったんですもん・・・。
なんといっても高巳がお気に入り。大人でちょっと黒そうな人、好きですよ。ていうかあの人ただの民間企業の設計者なのにすごいな!
宮じいもいいですね。説教くさくないところがかえって瞬や佳江、そして真帆の心にちゃんと響くんでしょうね。迷いがない、きっぱりさっぱりした様子はすごく好感が持てました。
あと特筆すべきは真帆ですかね。作中で一番かわいそうなコだと思います。彼女はもう普通に笑って生きていくことはできないんじゃないかな。ソツなく立ち回って居場所は簡単に作るだろうし、立ち直ったふりも上手いだろうけど、心は空虚なままでしょうね。有能で計算高いから、もう何が自然なのかわからなくなっているふしがあると思います。それってすごく寂しいことだなって。

有川さんの作品てかなりトンデモな設定なのに妙にリアルに感じます。そういうことが現実に起こっても不思議じゃないと思わせるとこがある。すごいな。
日本の内閣や諸外国の批判もさりげなーく織り込まれてるとこも有川さんぽい。米国とかほんとにすぐ核落としてきそうですよ。
多重人格のケアをディックに応用するという発想に驚きました。頭の切れる人はこういうとこが違うんだなぁと。
フェイクのたどたどしい日本語は、捨て犬拾っちゃう心理と同じで、母性本能をくすぐられます。ディックがあんな堅い調子だからよけいにね・・・。

11月には「図書館革命」ですねー。予約してる「塩の街」早く来ないかなぁ。
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コメント

こんにちは。

空の中は有川作品の中で最初に読んだやつですね。
そのころは有川浩なんて全く知らなくて、
図書館で何気なく手にとったのですが、
読んでみたら本当に面白く、大当たりでした。
その後、海の中、図書館シリーズと呼んだのですが、
有川作品の中では未だにトップにいます。

>11月には「図書館革命」ですねー。
これは知りませんでした。
どういう結末になるのか楽しみです。

ちなみに名前から有川さんは男だと思い込んでいたので、
作者近影を見た時はかなり驚きました(笑)

raymayさんこんにちは(*^_^*)
私の初読みは「図書館戦争」でしたよ~。
借りて読んだんですけど、
本を買わない私が買ってしまいました(笑)
そこからほかの既刊を読んでいったんですけど、やはり初めて読んだときの印象はやはり強烈らしく、図書館シリーズがお気に入りです。
でも何気なく手に取った本がすっごく面白かったときってほんとに嬉しいですよね~。
特に今まで知らなかった作家さんだとなおさら。

図書館革命のことは私も最近知りました。
待ち遠しいですよ~。

私はまず読み方に戸惑ってました。
間違う以前の問題ですよね。
え?コウさん?普通にヒロシさんでいいの?
みたいな(笑)
あ、そういや近所の本屋さんでは「男性作家」の棚に入っていました。
結構みんなわかってないようです(笑)

こんばんは。
みんな、濃いキャラクターでしたね。
大人と子供の二組の主人公、職業ものと青春ものを同時に楽しめたりもしました。
高巳と光稀のラブコメ部分、笑えましたね~。
読み順、図書館戦争→海の底→空の中→塩の街(予定)なのですね。
自衛隊三部作、先に読まれるのでいいと思いますよ。
私は海の底→レインツリーの国(これは本来、図書館内乱のあと)→クジラの彼→図書館シリーズ~で無茶苦茶です(笑)。
「塩の街」のレビューも楽しみにしていますね。

藍色さん、こんにちは☆
地味なキャラクターっていうのがいませんからね(笑)どんどん引き込まれました。
書くの忘れちゃってたんですが、図書館のあとにクジラの彼を読んでまして、あの中のいくつかは別作品のスピンオフだと聞いて海の底を手に取ったんです(笑)順番どおりに読むべきだったかもーとちょこっとだけ残念に思ってます。
塩の街、早く順番が回ってくるのを祈るばかりです。

こんばんは。
私の住んでいるトコはとにかく田舎なんで、まず本を探すのが大変でした(泣)

真帆についてなんですが、
>彼女はもう普通に笑って生きていくことはできないんじゃないかな。ソツなく立ち回って居場所は簡単に作るだろうし、立ち直ったふりも上手いだろうけど、心は空虚なままでしょうね。有能で計算高いから、もう何が自然なのかわからなくなっているふしがあると思います。それってすごく寂しいことだなって。
確かに今までの真帆はそうだったかもしれません。だけど、瞬や高己、光稀、宮じい、佳江に会えて間違っていたきっと自分にちゃんと気づくことができたと思うんです。
だから佳江が今まで復讐に使っていたチカラみたいなのがプラスに使われたら、それを認めてくれる友や、恋人ができるんじゃないかな、と思いました。ものすごい理想論だと思うのですが、そうなることを望まずにはいられませんでした。

あと高己カッコよすぎです!!

>ロッカさん
私の地元の本屋さんでもハードカバーの新刊をすぐ置いてくれなかったり、色々悔しいことありますよ~(ーー;)まぁ私は図書館派なのであまり本買わないんですが、お目当ての本が出てないと寂しくなりますね…。

真帆は、なんていうか、「間違う」ということになれていない人だから、今は間違ったあとにどうすればいいのかがわからない、という状態なのではないかなぁと。
よくも悪くもプライドが高いから、「間違った」ということが理解できても、認めるまでにきっと時間がかかるのではないかなと思うのです。
そして、たぶん認めたら過剰に自分を責めてしまうんじゃないかなって。だから、間違ったことに気づいたからこそ、どんどん心から笑えなくなってしまいそうなんです。
つまりは、とても不器用な人なのかもしれません。
私も真帆がいい方向に進んでくれたらって願わずにはいられませんが、それにはすごく長い時間がかかる気がします。
佳江も真帆も、すごく気が強いから、お互い素直になればきっといい友達になれるんだろうなぁっておもいます。そうなってくれたら、いいなぁ。

同感です!
高巳はこの小説の中だけでなく、「有川作品キャラクターランキング」でもかなり上位に食い込むと思います(笑)

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装丁・デザインは鎌部善彦。四国沖の上空、高度2万メートルで続けて起きた航空機事故。2件目は航空自衛隊の演習機。原因究明のため同じ空域に向かった、事故を免(まぬが)れた武田光稀三尉と日本航空機設計の調査員の春名高  …

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