指輪物語 J.R.R.トールキン 瀬田貞二・田中明子訳
![]() | 文庫 新版 指輪物語 全10巻セット () J.R.R. トールキン 商品詳細を見る |
読み終わりました!!!
いやぁなんかもう読み終わった直後は面白かったかどうかそっちのけで、とりあえず達成感いっぱいでした(笑)
高2のとき、「旅の仲間」を読み終わったところで挫折。
今思うと、まさにこれから面白くなるよ!ってとこで読むのやめてました(^_^;)
あー、読めてよかったぁ〜〜。
感想はもはやこれで終わりにしてもいいくらい、「読み終えたこと」に満足してしまってます。
…根本的になにか間違っている(-_-;)
私が読んだのは評論社文庫で、「旅の仲間」「二つの塔」「王の帰還」+「追補編」の10冊。
ま、追補編はパラパラーっと流し読みでしたけど。
ちょっと時代が古いため、全体のスピード感、エンターテイメント性みたいなものは低いので、読んでてドキドキハラハラすることはあんまりなかったかな?
「二つの塔」「王の帰還」で繰り広げられるローハンやゴンドールでの戦いはなかなかよかったです。
語り口が穏やかーなので、緊迫感は欠けるのですが(笑)
「悪は悪、善は善」とはっきりした区別があるし、非常に話の大筋は単純なので、めっちゃ安心して読んでました。裏切り行為はいろいろあるけど、それも予想の範疇だし、いろんな種族間の友情やらがまっすぐで、正直。擦り切れてないというか、ヘタってないというか、すさんでないというか。なんか、古きよき時代の素敵な人間関係を見てるような気分。
指輪消滅のシーンが「あっけねぇー!」と思ったのは、私だけですか?(笑)
ていうか消滅して終了かと思いきや、その後の様子もいろいろ書かれているのにはびっくりしました。
最後のホビット庄での出来事は、なんか、ロールプレイングゲームで強くなったプレーヤーが序盤の敵を相手にしているような感じ。
…こんな説明でわかってもらえるのかな(-_-;)
でもそれが一番しっくりくる表現なんですよ…。
とりあえずみんな幸せになってよかった〜。
キャラの話をしますと。
フロドが情けない!!(笑)
いや、あんまり勇気溢れる偉大なお方だと指輪につけこまれるから、指輪所持者としてはベストな人選かもなんですが…。
主人公ぽくないね(笑)
じゃあ誰がすごいのっていうとやっぱここはサムですね!
ぶっちゃけ旅の仲間の中ではほとんど役に立たないホビットたちの中で唯一すばらしい働きをするのです。
あの弱々しいフロドを励まし助け、最後は疲れ果てたフロドを担いでオロドルインに登るという偉業を成し遂げるというこの物語の真のヒーロー。
食べ物も水もほとんどフロドにあげて腹ペコのはずなのに、へばるフロドを担ぐというその献身的な態度に感動します。
ええい、フロド、ちゃんと歩け!とか思いながら読んでました(笑)
あとはエオウィン。
エオウィンがナズグルの親玉と対峙するときなんか、かっこよすぎます。
やっぱ戦う姫君は素敵。
アラゴルンへの恋は実りませんでしたが、ファラミアと幸せになってほしいものです。
そのアラゴルンですが、追補編に載っていたアルウェンとのロマンスを読むと彼の偉大さがよくわかります。
しかし偉大なる王族の子孫と史上最高の美姫。
まさにファンタジーって感じの組み合わせです。
すごいなぁ…。
今「旅の仲間」のDVD借りて見てますが、アルウェン役のリヴ・タイラーの美しさったらないですね。
キレイすぎる〜〜〜。
レゴラス役のオーランド・ブルーム、フロド役のイライジャ・ウッドも美形ですねー。
今新訳ブームですし、これも新しい訳が出版されてもいいかもしれないですね。
村上春樹が「文学は不朽だが、翻訳には賞味期限がある」みたなことを言ってて、それもそうだなーと納得。
いつかは新しい訳、もしくは原文を読んでみたいなぁー。
読書期間:2008/4/29〜6/30

