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カラフル 森絵都

2008–05–12 (Mon) 20:59
カラフル (文春文庫 も 20-1)カラフル (文春文庫 も 20-1)
(2007/09/04)
森 絵都

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生前の罪により、輪廻のサイクルから外されてしまった「ぼく」の魂。しかし陽気な天使の声に目を覚ますと、突然再挑戦のチャンスを言い渡された。何でも、「小林真」の体にホームステイして、生前の罪を思い出し、もう一度輪廻のサイクルに戻れるように修行しなければならないらしい。かくして、ぼくは、小林真としてこの世を生きることになったのだが…?


ついに読みましたカラフル。
私の中で「森絵都=カラフル」みたいな図式があって、さっさと読まなきゃ、読まなきゃ、みたいな気持ちがありました。
森絵都そこまでファンなわけでもないのになぁ~。
ほんと、なんで?(笑)

さらんと読めて、あったかい感じでした。
それにすごく優しい。どんな嫌なことでもはねかえさず、ぐーっと受け止めてくれる印象。

ありきたりといえば、とてもありきたり。
オチも普通に予想できる範囲のもので、ハラハラするような感覚は全然なくて。
でも、だからといってつまらない読書になったかといえばそんなことはなく、その普通さ・普遍さがとても心地よかったりします。
飽きないんですよね、なぜか。

「ぼく」がいじけて、家族の愛情とか、そういうものに全然気がついてなくて、そんな様子がとても青臭く感じたんですけど。
でもそれって客観的に見ているからであって、実際自分もそういう青臭い部分て、まだまだ絶対ある。
真のように、すべてが嫌ってなったとき、私はそれでもまっすぐ相手を見据えることが出来るのかというと、それは無理だと思う。
だから偉そうなことは言えないなぁーと。

クローバーに引き続き、肩の力がぬける本だったので、すごく心安らかになりました(笑)
私は基本的に本の中の世界に異世界を求めているのだけれど、こういう普通の話も、癒されていいですね。

読了日:2008/4/27
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コメント

ありきたりだし、オチも読めるんだけれど、
いいんですよね。
私もぐわーっと違う世界に入っていけるような本が好きなんですが、
この本は好きなんです。
思い出すとほっと優しい気持になります。

こんばんは。初めてかきこませていただきます。
「カラフル」は中学生の時に読んだので、結構思い入れがあります。
オチは確かになんとなくわかってしまうのだけれど、それでも物語りに最後までひきこまれて最後には暖かい気持ちになれました。
家族や友達がいて「わたし」がいれるということを教えてもらった気がします。

>juneさん
この淡々と進んでいく感じが、安心感のある読書に繋がっているんだと思います。
異世界に入っていける本は、読後、日常がちょっと物足りないふうに感じてしまうことがあるんですが、こういう本は、読み終わった後、毎日を大切にしたくなりますよね。

>ロッカさん
はじめまして!コメントありがとうございます!
初めて読まれたのは中学生のころですか~。いいなぁ、私もこれは真たちと同じくらいの年に読みたかったです。

>家族や友達がいて「わたし」がいれるということを教えてもらった気がします。
私も同感です。これくらいのときって自分のことでいっぱいいっぱいで、周りのことなんて見る余裕もないからついつい忘れがちになってしまいますが…とても大切なことですよね。

こんばんは。こちらこそコメントありがとうございます。

>これくらいのときって自分のことでいっぱいいっぱいで、周りのことなんて見る余裕もないからついつい忘れがちになってしまいますが…とても大切なことですよね。
この爽さんのコメントで、自分の中学時代をもう一度思い返し、今以上に本当に自分中心だったと思う反面、あのがむしゃらさなどをうらやましく思いました。

私はこの物語で1番共感できた気持ちは主人公・真ではなく、「ひろか」でした。ひろかが真の絵を塗りつぶそうとしたシーンでのひろかの「ときどきうんと残酷になるのはひろかだけじゃない?」というセリフから始まるひろかの言葉のすべてが中学生だった「私」の心とシンクロできた覚えがあります。それまでその時の「私」は矛盾する思いをどうしていいのかわからず、「私は狂ってるのかな」と時折思うこともあったのであのひろかにあてた真の言葉に「私」は救われました。

>ロッカさん
最近やっと、中学生のころの自分と周りを客観的に見れるようになりました。一番不安定な時期なんですよね、相手も自分も。まさに、がむしゃらだったなぁと懐かしく思います。…でもまだうらやましく思えるくらいには、大人じゃないんですけど(笑)

ひろかに共感した、という感想は初めて聞きました。
人によってやっぱり感じる部分が違うのは面白いですね(*^_^*)
私自身はとくに誰とも共感せずに読みきったのですが、確かにひろかはあの時期特有の不安定さとか不安とかを一番よく表しているように思います。
そして真の言葉には、いろいろなものを乗り越えて一歩を踏み出した、安心感を感じました。

周りの評価が高かったので、自分の中の「カラフル」のハードルも上がっていたからなのか、あたしはどうも「名作」の域にはほど遠いと思ってしまった。
決してつまんなくはなかったんだけど、「普通」だった。
元々リアリティーのない小説が得意じゃないからなのかも(ex、天使などww)

森絵都は「DIVE!」ってやつを最近読んでます。東野の「悪意」と同時進行でw
「カラフル」よりもこっちのがあたしは好きなので書いときました。あんまりスポコンものも好きじゃないんだけどさ~

>KYKY
私も「名作」とは感じなかった~。
まぁ多分好みによるからだろうね。私は超エンタメとかものっすごい重いのとか、極端なやつじゃないと「大満足!」まで行かないから(^_^;)
でもこの「普通感」て実は結構難しいんじゃないだろうかとは思った。飽きさせず本当に「普通」と思わせて最後まで持っていくのって大変そうだなーって。

お、映画化するやつですね!
私はわりとスポコン好きだからチェックは入れてあるんだけどね、読めないままズルズルと…。映画でヒートアップした熱が冷めて借りやすくなったらかりよっかなー。
昔の東野作品も読みたいなぁ…。
多分「幻夜」か積んである「手紙」のどっちかだろうけど…。指輪物語読むまでは積まれたままだな(笑)

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カラフル 森絵都 いいかげんな天使が、一度死んだはずのぼくに言った。「おめでとうございます、抽選にあたりました!」ありがたくも、他人の体にホームステイすることになるという。前世の記憶もないまま、借り物の体でぼくはさしてめでたくもない下界生活にまいもど...  …

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