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シー・ラブズ・ユー 小路幸也

2008–07–29 (Tue) 12:36
シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴンシー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴン
(2007/05)
小路 幸也

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持ち込まれた古本には小さくくりぬいた跡が。首をかしげていたら、カフェのほうには赤ちゃんが置き去りに?!そんな中、マードックさんに恋のライバルが現れて…。東京下町の古本屋「東京バンドワゴン」は今日も家族みんなの笑い声が絶えません。ほのぼの家族ライフ・第2弾

今回は色々脇役たちが動きましたね~。
話がすすむごとに家族が増えていく(笑)

前回も思ったけど、朝食のシーンが面白いね☆
会話がかみ合ってるんだかかみ合ってないんだか^^
いつもふらふらしている我南人もちゃんと食卓にいるし、勘一はいつも何かしら調味料を探してるし(笑)
でも何より面白かったのは、研人の趣味がチラシチェックだっていうこと(笑)
個性出てるね^^

藍子とマードックさんと藤島さんと、ずいぶん恋模様が動きましたね。
ていうか、藤島さんが王子過ぎるんでる!
真奈美さんじゃないけど彼女候補にしてほしいや(笑)
研人の遊び?にも付き合ってくれるし、花陽の家庭教師もやってくれるし、ホントイイ人だよねぇ。

研人がマードックさんに「よっ!」って話しかけたり、藤島さんに「男の心意気見せるチャンスだぞ」ってけしかけたり、すごい小5ぽいなぁーと、ほのぼの^^
前回はもうちょっと子供っぽさも残る感じだったけど、ずいぶん「少年」って印象☆

ご近所さんと仲がいいのって素敵だよねー。
今じゃ助けに行ったつもりでも、「おせっかい」とか、ヘタすると「不審者」扱いされちゃうし…(>_<。)
なんか、サザエさんで波平が近所の子供をしかっていて、「最近はそういう、地域全体で子供を育てていく風習がなくなってきて、波平みたいな人が少なくなってきてさびしい」と言っていたのを思い出しました。
「みんなで子供を育てていく」って結構大事なことだと思います。
確かに自分の子供なので責任持たないといけないけど、みんなで共同戦線張ったら、育児ストレスが軽減されるんじゃないかなぁ、なんてわからないなりに推測してみたり。

最後池沢百合枝さんが女優引退したのは我南人となにか関係あるのかな?
またあの家にきたら、ますます狭くなっちゃうよ!(笑)

今回もほのぼの感が心地よかったです。
「スタンド・バイ・ミー」を予約したので、来るまで気長に待とうと思います^^

読了日:2008/7/21
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ラブコメ今昔 有川浩

2008–07–27 (Sun) 02:42
ラブコメ今昔ラブコメ今昔
(2008/07/01)
有川 浩

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老いも若きも男も女も、みんなみんな恋するんです。笑って泣いて苦しんで、それでも恋するって幸せなこと。『クジラの彼』に引き続き、自衛官ベタ甘ラブを存分に楽しめる、恋愛短編集。

相変わらず有川作品は甘い☆
思う存分堪能しました^^
期待を裏切らず、見事です。

しかしですね、もちろんこれもベタ甘なんですが、図書館シリーズからファンになり、別冊Ⅰを読み終えた今となっては「なんのこれしき!生ぬるいわァ!!」という感じで(笑)
変な耐性がついてきました。

「ラブコメ今昔」「軍事とオタクと彼」「広報官、走る!」「青い衝撃」「秘め事」「ダンディ・ライオン~またはラブコメ今昔イマドキ編~」の6編。

<ラブコメ今昔>
有川作品ではお見合いですら甘いのかー!(笑)
「ご趣味は」
「お漬物を少々」
に笑った(笑)

<軍事とオタクと彼>
これ一番好きです。
光隆かわいすぎ…!!
年下男と年上女のカップルって有川作品では珍しい気がします。
ほかにありましたっけ?
それにしても、いいなぁ、歌穂、大事にされてますね^^
光隆だけでなく弟からも(笑)
この弟超いいやつだと思います。
うちの妹こんなに協力してくれないと思います(^_^;)

<広報官、走る!>
「なーんにも変わってなくて、何にもなかったみたい」な日常がタダで手に入っているわけじゃない。
どこかで必死に守ってくれている人がいるから、こんなに平穏に過ごせるんですよね…。
王様をギャフンと言わせたあたり最高にすっきりしました。
ベタ甘も有川さんの色ですけど、「かっこいい大人」がたくさん出てくるのも毎回楽しみにしている理由のひとつなんですよねー^^

<青い衝撃>
有川さんは「女」を書くのがうまいと思う。
公恵の不安とか、あのストーカーの陰湿さは女ならではだと思います。
「夫がモテて困るんです」って一回言ってみたい気もしますが、実際そうなったら私はたぶん公恵のようになると思います。
基本的に自分に自信がないので…。

<秘め事>
ずっとベタ甘な恋愛を見てきたから、こういう自衛官の現実みたいなものを突きつけられるとそのギャップにびっくりしてしまう…。
この話のあとがきにあった自衛官の方のお話が印象的でした。
でも、こういう環境で自衛官の方々は日々仕事をしてらっしゃるんですよね。
そんな中にいたら、余計に恋愛しづらいだろうなって思います。
私は、きっと怖くなる。
それでも恋を貫けるだけの強い意思が私にはあるのかな、と考えてしまいました。

<ダンディ・ライオン>
吉敷のヘタレさに手塚を見た…!(笑)
ごめん手塚、私の中ではまだ君はヘタレの代名詞なんだよ。
別冊Ⅱでオトコマエの代名詞に変わるように応援してる!!

話がそれました。
千尋ちゃんのアクティブさに舌を巻く思い。
やっぱり恋を成就させるにはそれくらい押さないといけないんだなぁと。
見習わなければ…!
てっきり広報でペアになったときに出会ってお付き合いスタートかと思ってました。
もっと前からの付き合いだったんですね^^
それもそれで素敵です。

どの話も安心して読んでいられていいです。
楽しかったー☆
しかし人はどんどん欲張りになるもので、今度は久々に自衛隊3部作のようなトンデモ設定のエンタメを読みたくなってきました。
そういう話、もう一回書いてくれないかなぁ、なんて。

ごちそうさまでした。
別冊Ⅱも楽しみにしてます。

読了日:2008/7/19

やっぱ気になっちゃう

2008–07–26 (Sat) 23:40
「ハリー・ポッターと死の秘宝」発売から3日経ちましたね。
シリーズはずうっと読んできたので最後まで付き合うつもりでいましたが、正直そこまで情熱はなかったので、発売日に読むぞぉーっていう感じではなかったんですよ。
なんで、母が「適当にどこかに頼んでおくわ」っていうのに甘えてなーんにもしなかったんですが、ちょいと後悔してます。

友達は早々に読み終わったらしく話をしたがるし、電車ではいつもは本を読んでなさそうなギャル系お姉さんが熱心に読んでましたし、新聞の文化欄も賑わせてますし。
これだけ周囲がアツいと読みたくなってくるもんですね…!
我が家にやってくるのは7/30だそうです。

ああ、それまで誰も私にネタバレしないでおくれ!
いつもはネタバレされてもちょっと不機嫌になるくらいですみますが、さすがに小6(中1?)くらいから付き合ってきたシリーズのクライマックスを話されたら立ち直れません(T_T)
無事に乗り切れますように…。


最近読書好きの友達が増えて(正確には、友達が実は結構本を読んでいるということに気づいた)、いろいろ本の話ができるようになってきて楽しいです。
そんで、私はおススメするのは好きですが、おススメされるのは苦手だということに改めて気づきました。

おススメされてたらありがたく心のメモ帳に書いておきますが、本当に読みたくなるまで手を出さない!
友達におススメされた本、ほとんどまだ読んでません(笑)
みんなごめん、そのうち読むから気長に待ってて!

さて、ハリー・ポッターが来るまでにクライマーズ・ハイを読みきらなくちゃ。

借り本で本棚がいっぱい

2008–07–26 (Sat) 01:38
本がいっぱい並んでるのを眺めると心が安らぎます(笑)
私が利用できる図書館をフル活用して本を借りまくってきました。
13冊ぐらいあります(笑)
ここにこれから買う予定のハリーの最新刊と別冊図書館戦争Ⅱが加わります。

いくら夏休みったって、この量を果たして読みきれるのか!

毎回調子乗って借りすぎるんですよねー。
まぁいけるとこまで。

今、個人的に小路幸也と恩田陸がブームです。
特に恩田陸は、うちの大学にやたらとたくさん蔵書があるので、色々借りてきました^^

本当はもうちょっと卒論とかに役に立つ資料読まなきゃなんですけど…。
とりあえず「白鯨」にはチャレンジしようと!
ううーん、読み通せるのだろうか(-_-;)

東京バンドワゴン 小路幸也

2008–07–26 (Sat) 01:21
東京バンドワゴン東京バンドワゴン
(2006/04)
小路 幸也

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東京下町、そこには明治時代から続く古本屋「東京バンドワゴン」がある。今では珍しい4世代の大家族が、店に持ち込まれる珍事件を明るくほのぼのと解決していきます。笑いあり、楽しさあり、時にはちょっぴり切なさもあり、仲良し親子のラブ&ピース物語。

LOVEだねぇ~。

それはそれはもうとってもあったかい理想の家族像がここにあります。
個性豊かで濃いキャラの老若男女が暮らしているから、みんな結構好き放題思い思いに生活してるんだけど、相手を思いやる気持ちや家族愛は忘れてなくて、キュートでポップでほのぼの、春の陽だまりのような家族です。

冒頭のセリフはいつもふらふらしている60歳金髪のロックンローラー(!)我南人(がなと)の口癖。
この人は全体的に謎が多すぎるんですが、「我南人だから」ですまされてしまうすごいお人!
この人父親だったらいろいろやる気なくしますが、友達にはなりたいです(笑)

しかし4世代もいる上、愛人の子やら父親不明の子やらが出てくるので、読み始めは人物相関図がややこしいことこの上ないっ(笑)
「研人ってだれの子?!」「藍子って誰のお姉さん?!」「我南人の奥さんは?!」などなど…。
頭に人物紹介がついているので、一話の途中までは人名が出るたび人物紹介に戻る→本編を進める、の繰り返し。
人名覚えるのは得意なほうなので、順応はわりと早かったのですが。

すごくほのぼのしてて、今でこそ家族円満ですが、昔からそうだったわけではないらしく。
さっきも書きましたが、不倫の子・愛人の子はいるし、親と絶縁状態のお嫁さんや、昔はグレで警察にお世話になった人も何人か。もうワケありだらけなんですよ(笑)
暗い方向に持っていこうとすればいくらでもできるこの構成。
でもそんな雰囲気は微塵もないんです。

欠点があるからここまでほのぼのしているのかなぁという気もします。
自分が完璧ではないとわかっているから、人に優しくできるんだと思うので。
自分のだめなところを補ってもらう代わりに、人の至らない部分を背負ってあげる、という。

それはやっぱり包容力があるってことなんでしょうね。
これだけたくさんの世代がそろっていると、多角的なものの見方が自然とできるし、お互いの違った価値観を受け入れやすい。

よくドラマとか小説とかで出てくる「エリートだけど冷たい」家庭は、なんていうか、物事の判断が否定から始まっている気がします。
○○ではだめ、○○ではみっともない、だからこうしなきゃいけない、みたいな。
自分とは違う・相容れない価値観を徹底的に否定・排除していくような感じ。
それはここまで這い上がってきたという自信からくるものかもしれないですが、息苦しい生き方になりそうだなぁって思います。

花陽(かよ)や研人がこんなにのびのびしているのは、やっぱり大人の接し方がいいからかなぁ。
二人ともまだ小学生ですけど、大人たちは彼らを無下にせず、意見も一人前の意見として聞き入れる姿勢があります。
それがとってもいい。

最後に、語り手のサチおばあちゃんがとっても優しそうで、まさにラブがこもってます^^
いいなぁ、あんな幽霊だったらいてほしいな。

思わずニコニコして読んでしまう、中学生にもおススメの(笑)楽しい本でした。
続編も借りて読んでいきます☆

読了日:2008/7/18

のぼうの城 和田竜

2008–07–22 (Tue) 13:59
のぼうの城のぼうの城
(2007/11/28)
和田 竜

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天下統一を目指す豊臣秀吉が唯一配下にしていない武家があった。北条家である。秀吉の部下・石田三成は北条家の支城・成田氏長の城・忍城(おしじょう)を落とすべく二万の軍勢を率いてやってきた。当然すんなりと落城すると思われた忍城だが、「のぼう様」と呼ばれる城代・成田長親はたった二千の兵で迎え打つことを決意した。智も仁も勇もなき長親だったが、敗戦確実と言われていた戦いを思わぬ方向へと導いていく…。歴史小説らしからぬ読みやすさで進む、直球のエンターテイメント。

第139回の直木賞候補作ですね。
人気なのは候補になる前から知っていたけど、まさか直木賞候補になるとは思わなんだ。

私基本的に日本史が苦手なんですね。
本を読んでいる人は漢字に強いと言いますが、私は漢字がめっぽう弱く(-_-;)
昔の日本人の人名なんてわけわかんない読み・難しい漢字のオンパレードじゃないですか!
それなら何人もいるルイ○世を覚えるほうがマシなので、世界史派だったんですよ。
そんなわけで、通常の歴史小説に比べて格段に読みやすいとはいえ、時代背景やキャラクター紹介の前半は馴染みのない漢字がわさわさ出てきてちょっと読みにくかったです…。

でも長親が宣戦布告するあたりからやっと波に乗れまして、そこからはガンガン読めました^^
丹波VS正家、和泉VS吉継、靭負(ゆきえ)VS三成の個別戦がそれぞれに味・個性が出ていていいです。
次々と逆転していく守り手の様子が痛快で素敵でスカッとします。
丹波かっこいいですねー^^好きです。
水攻めを破るシーンはどうするのかなと丹波たちとともに首をひねっていたので、わくわくしながら読めましたし。

史実を基にしているので、実際のことだと思うんですが、長親の人気だけで果たしてここまでうまく行くものなのか?!ちょっとうまく行きすぎじゃないのか?!
という気もしました(笑)
でも読み終わるとこれはそういうリアリティを追求する話じゃないなと思ったので、そこは特に気にしないことにしました。
昔は今より気持ちの上でのつながりが重視された時代だったと思うので、本当にこれだけうまく行ったのかもしれないですし。

登場人物たちは「歴史上の人物」って感じじゃなく、「小説のキャラクター」って感じですね。
バラエティ豊かでそれぞれ個性強いし。
基本的に「イイやつ」がそろっているのが魅力だと思います。
守り手の忍城メンバーたちはクセあるけど領民を基本的に大事にしてるし、なにより寄せ手の三成が紳士。礼儀正しいと言うか、潔いですね。
結果としては三成側の勝利ですが、その勝利に甘んじることなく自らの至らなさをちゃんと見つめている。

読後は爽やか。
戦いの後とは思えぬ明るさとさっぱりした様子が安心できます。

勝算のない戦いを名誉のためにけしかけるのは決して得策とは言えないと思いますが、始めから諦めない・媚びないという精神自体は好きです。
これは映像栄えするでしょうねぇー。
と、思ったらもともと脚本だったようですね。
ぜひあの城攻め第一戦は映像で見てみたいです^^

読了日:2008/7/16

バイト7連勤3日目

2008–07–20 (Sun) 16:49
7月前半に出れなかったので現在7連勤中です(-_-;)
ま、夜からなので昼間はのんびりし放題なので実はあまりきつくないのですが(笑)

今日は8時からという楽シフト、しかも家に誰もいないという、引きこもり推奨デーなので思う存分だらけています。

ロードオブザリング・旅の仲間のDVDの残りを消化
この間TVでやっていたゲド戦記の録画を見る
non・noのおまけエコバックをプチショルダーに改造
記事アップ

などなど、色々できて満足♪
ひきこもり万歳!!

改造エコバックは、合宿とかでの貴重品入れに作りました。
合宿場内を歩くのに手提げって案外邪魔なんですよねー。
なんで超適当なリメイクを施しました。
色々杜撰なのでアップはしません(笑)

夏服は買ったけど小物があんまりない…。
最近読書ばっかりでハンドメイドしてないからなんですがね。
そろそろ何か作ろう。
minaで游ちゃんが着ていたロングワンピースが可愛かったんですが、あれつくれんもんかな。
…小物じゃないし(笑)

明日の約束 村山由佳

2008–07–20 (Sun) 16:27
おいしいコーヒーのいれ方 Second Season II(2) 明日の約束 (ジャンプ ジェイ ブックス)おいしいコーヒーのいれ方 Second Season II(2) 明日の約束 (ジャンプ ジェイ ブックス)
(2008/05/26)
村山 由佳志田 光郷

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かれんとの遠距離恋愛も慣れてきて、関係が安定してきて安心する勝利。ゆったりとしたときの流れに幸せをかみしめる二人。出会って3年半、じれったく、ほほえましく進んできた彼らの恋の軌跡を描く、おいしいコーヒーのいれ方シリーズ第二幕、第二弾。

Ⅰから読み続けているので、今回も手に取りました。
今回はほんとにめちゃくちゃほのぼのしていて、すっごく幸せそうで、もう何の心配もないくらい円満なカップルでした!!
有川作品のベタ甘はキャーーって叫びたくなるんだけど、このシリーズはふっと肩の力を抜いて「お腹いっぱいです、ごちそうさま^^」って言える余裕があるね(笑)
光が満ち溢れているような、そんなふんわりした空気が好きです。

勝利も落ち着いたね。
相変わらずところどころで情けなさは出ますが(笑)、ちゃんと心の余裕ができてきた。
そういやシリーズ読み始めたころは勝利はすごく年上だったのに、いつの間にかもうほとんど変わらない年になっている!
だから、自分の周りの男の子たちと重ねてみたり。
彼らもこんなふうに悩んでるのでしょうか。

今回主人公二人は何の問題もないので、周りの人たちのことがちらほら書かれます。
私のお気に入りの丈も出てきましたよ!もう高2です。ずいぶん大人になって…(←親?)
前から彼も色々悩んでたけど、最近はずいぶん深いところまで見てます。
小中のころは、とにかく男子は子供に見えて仕方なかったけど、今はすごく大きな存在だなぁと思ってます。
男子が何かに本気になったときの「本気度」って、やっぱ女子とは比べ物にならないくらい高いものだと思うんですよね。
そうやって注ぎ込めるエネルギーを持っているということとか、いい意味で「バカになれる」ことって、女子は(というか、私が?)持ってないもので、そういうの、羨ましいです。
丈の年って、ちょうど男の子のそういうところが目立つ時期だと思うので、彼を見ているとなんだか色々思い出して、いいなぁって思います。
…うーん、なんか恥ずかしいこと書いたかも(笑)

勝利は「女っていうものはいつまでたっても未知の生物」って言ってたけど、それはこっちから見ても同じです!
だからこそ、恋愛っていうものが成り立つんだと思います。

今回は書き下ろしつき。
「Dust In The Wind」。
あの二人を見守れたらこれほど面白いことはないでしょう(笑)
とりあえず「もう一度デジャ・ヴ」が読みたくなりました。


今回は超安定していたので、なんの心配もなく読めたんですが、次回は波乱のようで。
彼らは果たして結婚までたどり着くのにどれくらいかかるのでしょうか^^

読了日:2008/7/9

ターン 北村薫

2008–07–19 (Sat) 10:02
ターン (新潮文庫)ターン (新潮文庫)
(2000/06)
北村 薫

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森真希、29歳。平凡な日常を過ごしていた彼女は、ある夏の暑い日にダンプとの衝突事故を起こし、意識を失ってしまう。次に彼女が目を覚ましたのは見慣れた我が家だったが、その世界には真希のほかには一人も人間がいなかった。そして、なにより、1日分の時間が流れると、彼女は始めに目を覚ました瞬間へとくるりと戻ってしまう。体に受けた傷も、食べてなくなったものも、きれいに乾いた洗濯物も、元の姿にもどる。この無限ループから抜け出すことはできるのか…?「時」と「人」の不思議を描く、心に染み入る物語。

これは去年の新潮文庫の100冊フェアのときに買ったやつです。
1年間ずーっと積読になってた…(+_+)
借りる派の私としては、期限がある本を先に読む→返却時にまた借りるの繰り返しなので、買った本はいつでも読めるなぁーって気分になって後回しにしてしまう傾向があるんですよね…。
買った本を読むのは、手元に読む本がなくなったときの非常用です。
読む本(借りた本)が切れるとなんか不安になってそわそわします。
どんだけ活字中毒なんじゃ!って感じですね(笑)

ってこの本と関係ない話をしすぎました…。
ここからちゃんと本題です。

不思議な話です。
ファンタジーと言うにはリアリティがあるし、かといって現実の出来事かと言われればそんなことはない。
「君は、スケッチブックを開いて、八角時計をいくつも書いていた。」
って文から始まり、「君」っていうのは真希のことなのですが、語り手の正体がわからない。
読み進めていけば語り手のことがわかっていくのですが、始めはこれに対する説明がないまま進んでいくので、なんとなく引っかかる気持ちのまま、もっと不思議な「ターン」の現象と向き合うことになります。
だから最初はこれをどんな気持ちで読めばいいかがわからなかったんですよね。
すごくあやふやなものを相手にしている感じで、ちょっと戸惑ったんですけど、中盤からはスイスイ読めました。

「時間」とか、「次元」とか、そういう流れが、まっすぐ一本道のように進んでいるという確証はどこにもない。
未来を見据えて生きることを「前を向く」、過去を思い返すことを「振りかえる」って言うように、自分の前に「未来」、後ろに「過去」があるって無意識に思っているけれど、本当は違うのかもしれない。
ジェットコースターのようにめちゃめちゃな筋を描きながら流れているのかもしれないし、必要以上に回り道をしながら動いているものもあるのかもしれない。
そんな風に動いている「時」が、ちょっとした瞬間にまた同じルートを選んでぐるぐると同じ道筋を辿ることがあったとしても、何にも不思議ではない気がする。
だから、このループは誰にでも起き得ることなのかもしれないなぁ、なんて思った。

あと、真希と母の絆がとっても温かかったなぁ。
お互いがお互いを大事に尊重しあっていて…。
「子供の世話なんて、これほど面倒なことはないのよ。張り合いがないから、お前が≪いない≫と思ったりはしないよ。食事の度に、≪おいしい≫といってくれなくったって、ご飯はつくってあげたろう?」
このセリフがね…もうなんか泣きそうになりました。
うちの母との関係に重ねたりして、母の言葉とか反芻して考えてしまいました。
客観的にみればよくわかるんですけど…当事者となると色々見えなくなるんですよね(>_<)

こんな非日常な現象が起こっても穏やかな雰囲気だったのですが、柿崎君が登場してから一気に緊迫感が。
なのでラストは一気読みでした。
ラストはとってもよかったのに、その緊迫感の余韻でドキドキしっぱなしで、目がさえて眠れなくなった(笑)

「消えてしまうというなら、こうなる前でも、わたしのメゾチントが、五年残る、十年残るという保証がどこにあったのか。ありはしない。」
このセリフも印象的。
人は期限がはっきり見えたときだけ必死になるけれど、見えないだけで生きていれば必ず期限は存在する。
そのことを考えずに「明日へ続く」ということに甘えて、「今」を浪費しているような気がしてきた。
そして、ひとは「永遠」にあこがれるけど、それはもしかしたらすごく薄っぺらいものなのかもしれない。

三部作のうち、残るは「リセット」。
スキップもターンも買ったから、リセットも買おうかな。
…そうするとまた積読コースか?!(笑)

読了日:2008/7/8

指輪物語 J.R.R.トールキン 瀬田貞二・田中明子訳

2008–07–18 (Fri) 01:32
文庫 新版 指輪物語 全10巻セット文庫 新版 指輪物語 全10巻セット
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J.R.R. トールキン

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神話の中の種族・ホビット族のフロド・バギンズは養父ビルボ・バギンズからある指輪を受け取る。それはかつて冥王サウロンの持ち物であった、すべてを統べる「一つの指輪」であった。長い年月をかけて力を取り戻したサウロンは、その指輪を取り戻し、世界を暗黒の世にしようと目論む。人間・ホビット・エルフ・ドワーフ…「中つ国」に住む種族たちは、自らの世界の平和のために、指輪を滅する旅に出た…。多くのファンを魅了し、そして多大なる影響を与えた、壮大なるファンタジー。


読み終わりました!!!
いやぁなんかもう読み終わった直後は面白かったかどうかそっちのけで、とりあえず達成感いっぱいでした(笑)
高2のとき、「旅の仲間」を読み終わったところで挫折。
今思うと、まさにこれから面白くなるよ!ってとこで読むのやめてました(^_^;)
あー、読めてよかったぁ~~。
感想はもはやこれで終わりにしてもいいくらい、「読み終えたこと」に満足してしまってます。
…根本的になにか間違っている(-_-;)

私が読んだのは評論社文庫で、「旅の仲間」「二つの塔」「王の帰還」+「追補編」の10冊。
ま、追補編はパラパラーっと流し読みでしたけど。

ちょっと時代が古いため、全体のスピード感、エンターテイメント性みたいなものは低いので、読んでてドキドキハラハラすることはあんまりなかったかな?
「二つの塔」「王の帰還」で繰り広げられるローハンやゴンドールでの戦いはなかなかよかったです。
語り口が穏やかーなので、緊迫感は欠けるのですが(笑)

「悪は悪、善は善」とはっきりした区別があるし、非常に話の大筋は単純なので、めっちゃ安心して読んでました。裏切り行為はいろいろあるけど、それも予想の範疇だし、いろんな種族間の友情やらがまっすぐで、正直。擦り切れてないというか、ヘタってないというか、すさんでないというか。なんか、古きよき時代の素敵な人間関係を見てるような気分。

指輪消滅のシーンが「あっけねぇー!」と思ったのは、私だけですか?(笑)
ていうか消滅して終了かと思いきや、その後の様子もいろいろ書かれているのにはびっくりしました。
最後のホビット庄での出来事は、なんか、ロールプレイングゲームで強くなったプレーヤーが序盤の敵を相手にしているような感じ。
…こんな説明でわかってもらえるのかな(-_-;)
でもそれが一番しっくりくる表現なんですよ…。
とりあえずみんな幸せになってよかった~。


キャラの話をしますと。
フロドが情けない!!(笑)
いや、あんまり勇気溢れる偉大なお方だと指輪につけこまれるから、指輪所持者としてはベストな人選かもなんですが…。
主人公ぽくないね(笑)
じゃあ誰がすごいのっていうとやっぱここはサムですね!
ぶっちゃけ旅の仲間の中ではほとんど役に立たないホビットたちの中で唯一すばらしい働きをするのです。
あの弱々しいフロドを励まし助け、最後は疲れ果てたフロドを担いでオロドルインに登るという偉業を成し遂げるというこの物語の真のヒーロー。
食べ物も水もほとんどフロドにあげて腹ペコのはずなのに、へばるフロドを担ぐというその献身的な態度に感動します。
ええい、フロド、ちゃんと歩け!とか思いながら読んでました(笑)

あとはエオウィン。
エオウィンがナズグルの親玉と対峙するときなんか、かっこよすぎます。
やっぱ戦う姫君は素敵。
アラゴルンへの恋は実りませんでしたが、ファラミアと幸せになってほしいものです。

そのアラゴルンですが、追補編に載っていたアルウェンとのロマンスを読むと彼の偉大さがよくわかります。
しかし偉大なる王族の子孫と史上最高の美姫。
まさにファンタジーって感じの組み合わせです。
すごいなぁ…。
今「旅の仲間」のDVD借りて見てますが、アルウェン役のリヴ・タイラーの美しさったらないですね。
キレイすぎる~~~。
レゴラス役のオーランド・ブルーム、フロド役のイライジャ・ウッドも美形ですねー。

今新訳ブームですし、これも新しい訳が出版されてもいいかもしれないですね。
村上春樹が「文学は不朽だが、翻訳には賞味期限がある」みたなことを言ってて、それもそうだなーと納得。
いつかは新しい訳、もしくは原文を読んでみたいなぁー。

読書期間:2008/4/29~6/30

カウントダウンノベルズ 豊島ミホ

2008–07–17 (Thu) 01:18
カウントダウンノベルズカウントダウンノベルズ
(2008/05)
豊島 ミホ

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たくさんの人に認められて、輝いて、うちらはここまでやってきた。でも、この場所は、うちらが本当に求めていた世界なのだろうか?特別輝かなくたっていい、ただ、捨てられたくないだけなんだ…。ベストヒットチャートトップ10にランクインした10組のミュージシャンたちの光と影を描いた短編集。


豊島ミホの最新作です。
1位から順に「あたしはいい子」「ぜんぶあげる、なんでもあげる」「話があるよ」「楽園が聞こえる」「きらめくさだめ」「きたない涙」「ピクニック」「永遠でなくもないだろう」「ラストシングル」の連作短編10編。

いやしかし、この人は、イタイ話を書かせたら天下一品ですねー。
いつもはイタイだけって感じもするけど、今回は特に「擦り切れた」感じがよく出てます。
あんなにきらきらしていて、華やかで楽しげな世界が、豊島さんの手にかかると苦しくて辛いだけの世界に見えてくるから恐ろしい(苦笑)

一人の人間の「輝ける瞬間」って、限られていると思うんです。
そして「輝ける瞬間」の容量?みたいなものはどんな人も同じだろうなと。
一般人はその「輝ける瞬間」を日常のちょっとしたときにちょっとずつ使っていくのだけれど、この中に書かれているような「憧れの的」は、「輝ける瞬間」を一度にわぁっと使っているんでしょうね。
一度に強く強く輝く人間は、そのぶん「輝ける瞬間」の枯渇も早い。
それが「擦り切れた」感じに見えるんだろうと思う。

この中に出てくるミュージシャンたちは、口々に「疲れた」って言うんです。
それが、とても切ない。

私たちはどれだけこの人たちから「輝ける瞬間」を搾取しているんだろうなー、ってふと思った。
新しいものを出しても出しても、次々求められ、どんどん「消費」する。
飽きたらおさらば。
うーん、それってよく考えたらかなりひどいよね…。
ミュージシャンたちが自分で入った世界だから申し訳なく思うのは逆に失礼かもしれないけど、私たちの消費の仕方も、もうちょっと考えたほうがいいのかもしれない。

「ピクニック」「永遠でなくもないだろう」がすきです。
特に「永遠でなくもないだろう」のあの潔さとか、自分の信念を貫くとことか、いいです。

それぞれモデルのミュージシャンたちが居ると思うんだけど…どうでしょ。
とりあえず、倖○來未は絶対モデルにしてるはず!(笑)

ここ最近ずっとイタイ豊島作品ばっかり読んでるから、同じように痛くてもキュンとなれる恋愛小説が読みたい(笑)

読了日:2008/6/13

あなたの呼吸が止まるまで 島本理生

2008–07–15 (Tue) 01:54
あなたの呼吸が止まるまであなたの呼吸が止まるまで
(2007/08)
島本 理生

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「私はあなたを逃がさない」―父子家庭で育ち、母に捨てられたという傷を抱えながらも、一歩一歩大人に近づいていく、野宮朔、12歳。そんな彼女にふりかかる、理不尽な運命。そのとき彼女がとった行動とは…。


「重い話」って聞いてたので、それなりに覚悟して読んでたら、案外するするーっとあっという間に読めてしまった。なんか、わりにさらっとしてたかも。重い小説はこの間の本屋大賞候補作で読みまくったから、耐性がついてきたか?(笑)

朔はいろんなとこで大人びてるって書いてあるんですけど、私はその部分より、やっぱりまだたくさん残っている不安定な部分のほうが目立って、そこまで大人だなーとは思わなかったです。

「子供だからなんの責任もないと言われるのは、子供のうちは責任がなくてもふりかかる不幸をあきらめろというのというのと同じことじゃないだろうか」
ってセリフが印象的でした。
なんだろ、まわりに大人はたくさんいるけど、朔は誰にも「守られている」っていう実感を得られなかったのかな、と。このセリフって、「ふりかかる不幸」を身をもって体験しないと絶対出てこないセリフだと思うんです。
普通この年頃って、親を筆頭に、周りの大人たちが盾になって「ふりかかる不幸」から守ってくれているんだと思うんですけど、朔にはその盾がなかったということなんですよね。
母親は出て行って、頼みの綱の父親も、朔に甘えている。
大人に、特に親に振り回される子供が一番辛いと思います。
だって、結局親を心の底から憎むことはできないから。
子供にとって親って、やっぱりどんなに冷たくされても、自分への愛情を求めてしまう存在だと思うので…。
そして、親になるということがどういうことか、まだはっきりとはわからないのですが、少なくとも子供に寄りかかるような親にはなりたくないと思います。

うーん、大人になるってどういうことかなぁ。
子供のときに見えてたものが絶対見えなくなる気がする。
子供のときは当たり前だったいろんな気持ちを、捨てていくんだろうな。
中学生のころとか、早く大人になりたいって思ってたんですけど。
最近は大人になるのが怖いです。
20歳もあと1ヶ月後まで迫ってきて、焦りばかり増してきます。

最後の朔の決意は、なんかもうやりきれない感じ。
たった12歳の少女が、いや12歳だからこそなんですけど、その後の道を縛るような決意をしてしまうまで追い詰められる姿が、痛々しかった。
ううーん、もやもやが残る。

読了日:2008/6/10

カラフルポップ

2008–07–15 (Tue) 00:44
テスト終わりましたぁーー!!!
ああ解放感…
まぁ厳密に言えば明日レポート提出して完了、なんですが。

今日のテストは論述だったので、その前の空き時間は図書館でわりとのんびり過ごしました。
雑誌『國文學』にうちの大学の教授が寄稿してまして、面白そうなので読んでました。
4月号と5月号をぱらぱらと見たんですが、なかなか興味深いっ。
特に5月号の翻訳特集。
この間『指輪物語』読みながら翻訳についてあれこれ考えたので、個人的にタイムリーな話題。

Strider → 馳夫
これはあだ名みたいなもので、直訳すれば「大またで歩く人」とかそんな感じです。
はじめ見たとき、これはどうなんだろうなぁ、カタカナで「ストライダー」でも可じゃない?とか思ってたんですけど、「翻訳というのはぱっと見て意味がわかるような言葉に置き換えてこそ「翻訳」という行為が成立する」っていうのを見て、ああ、なるほど、と思いました。
確かにストライダーっていうカタカナ語を見て、身が軽くてすいすいと進んでいくというようなニュアンスを汲み取れる人って少ないかも。
これはどうにか頑張って日本語にしないといけない名詞だったんですね。

翻訳って奥が深いな。
ただ日本語にすりゃいいってもんじゃないもんね。

はー、『國文學』もっと安かったら買ったのに。
古本屋巡りしようかな。



解放記念にペディキュアを塗る。
毎日サンダルにして日数経つのにそのまんまだったのがちょっと不満だったので、満足満足^^
しかし5本指全部違う色にするというポップコーディネートにしたら家族中から「それはナイ」と避難轟々でした。
…いいもーん、私も家族に受け入れられるとは思ってなかったし!(←拗ねた)
友達にも否定されたら凹むけど(ーー;)

明日は前期最後の授業&芥川・直木賞の発表日。
バイトもないし、ゆったり過ごそう。

夏休みまであと少し

2008–07–11 (Fri) 01:35
今週の月曜からテスト地獄に悩まされてきましたが、ようやく山場を越えました。
あ~ツカレタ。
でもまだ残っているから油断は禁物ですが、そろそろ集中力切れかけてます(ーー;)


山を越えたので、とりあえずバーゲン中のマルイでお買い物。
どこにでも軽く履いていける、かつ適度におしゃれなぺたんこサンダルをゲット。
バーゲン中なのにバーゲン品を買わなかったというよくわからんことしてしまった。
グラディエーターもちょっといいかなーって思ったんですが、町中みんな履いているので買う気が失せました。
ミニ丈流行が少し落ち着いて、巷ではロングスカートブーム。
ほしいけど、町中でおんなじ格好してるとつまんないからなー。
なんか、一風変わったロングスカートないかな。


はー、さてさて、そろそろレポート再開しようかな…。

新潮文庫ファンなんです

2008–07–04 (Fri) 21:01
今やったらこんなのもらえた!




中級もがんばるぞー^^

ミーハー魂がうずく

2008–07–04 (Fri) 20:38
芥川賞と直木賞の候補が出ましたね~。
<芥川賞>
磯崎憲一郎  「眼と太陽」
岡崎祥久  「ctの深い川の町」
小野正嗣  「マイクロバス」
木村紅美  「月食の日」
津村記久子  「婚礼、葬礼、その他」
羽田圭介  「走ル」
楊 逸  「時が滲む朝」

<直木賞>
井上荒野 「切羽(きりは)へ」
荻原 浩  「愛しの座敷わらし」
新野剛志  「あぽやん」
三崎亜記  「鼓笛隊の襲来」
山本兼一  「千両花嫁 とびきり屋見立て帖」
和田 竜  「のぼうの城」

例によって芥川賞候補の作家さんはぜんぜん知らないですねー…。
直木賞は何人か。
「新世界より」はとらずとも候補くらいにはなるかと思ったのにー。
長すぎた?
伊坂さんが入らなかったのを見ると、この人も「実力あるのになかなか取れない人」になっていくんだろうなぁ。
対して三崎さんは出せば大体ノミネート。
それもすごい。
けどなぁー、私的にはもしここで取るなら「失われた町」で取っててほしかった!
あんとき該当者なしだったからなー、個人的には「失われた町」のほうが「鼓笛隊~」よりすきなので…。

おお、「のぼうの城」!
恒川光太郎の「夜市」んときもそうだったけど、デビュー作が取っちゃうと、北村さんとかの面目丸つぶれな気がしてちょっとなぁと…。
今度これ貸してもらうので、読んだらまた意識も変わるかもですが。

てなわけで今回は荻原さんに取ってほしいなぁ。
全部読んだわけでないので、適当な予想(?)ですが。

発表は7/15らしいです。
おおっ、前期の授業終了日とおんなじだ!(*^_^*)

鼓笛隊の襲来

2008–07–02 (Wed) 21:44
鼓笛隊の襲来鼓笛隊の襲来
(2008/03/20)
三崎亜記

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人々を追従させる「鼓笛隊」の音色。ある日、戦後最大規模の鼓笛隊がやってくると聞き、人々は避難し、オーケストラで迎え撃つが…(「鼓笛隊の襲来」)覆面をかぶれば「私」をリセットできるといわれ、世間では「覆面依存症」が蔓延りだした…(「覆面社員」)近くにいるのに会えない。彼は空中に浮遊する都市の上にいるのだから…(「遠距離・恋愛」)日常にあるわずかな「歪み」に目をつけ、異空間へと誘う三崎ワールドが堪能できる短編集。

読みおわってからもう早1ヶ月くらい経とうとしている…!
道理でアップ待ちの記事が増えるわけだ(-_-;)

「鼓笛隊の襲来」「彼女の痕跡展」「覆面社員」「象さんすべり台のある街」「突起型選択装置(ボタン)」「欠陥住宅」「遠距離・恋愛」「校庭」「同じ空を見上げて」の9編。見方によってはホラーとも取れる奇妙なお話。すごく短くて1話15分くらいで読めちゃいました。文庫化されれば電車の中の読書とかにおススメできるかも~と思いました。

三崎亜記は1年半ぶりくらい?
なんていうかこの作家さんは、いまいち合うか合わないか判断が定まっていないので、出るたびに読んでいこうと追っかけている最中です。
これはよかったです。

この人の書く世界はいつもとても不思議なんですけど、短編であれ長編であれ、その世界観に関する説明はまったくされないんですよねー。
だから「三崎亜記を読むぞ!」っていう意識がないと、読んでてどんどん混乱してくる気がします。
ファンタジーは世界観の説明があるのが当然で、それは「これから異世界のことを書きますよ」っていう作者の意思表示だと思うのですが、それがないってことは、三崎さんはこれを異世界のことという位置づけじゃないのかなぁ、なんて考えたり。

登場人物に実体がないなぁー、とも思いました。
私の読みこみが足りないだけかもしれませんが、語り手の性別がわからないんですよ!
男だと思ってたら彼氏がいたり、女だと思っていたら妻がいたり…何度だまされたことか…orz
でも、性別だけでなく、年齢も雰囲気も感じさせないんですよ。
くたびれた男も、若々しい女も、まったく同じように見えました。
重松さんとか、荻原さんとか、すごいリアルにキャラクターを書くので、なんとなくどんな顔してるとか、体型はどんな感じかとか想像できるんですけど、三崎さんのキャラクターは、想像できない。
みんなのっぺらぼうなイメージ。
でもそれは人物の描写が足りないからわからないっていうわけでもないんですよねー。
うーん、言葉で説明するって難しいなぁ(ーー;)

私は、どことなく負のオーラを持つ作品は短編集じゃないと疲れてしまうみたいです。
今回もいろいろな設定がどんどん出てきたから、不思議だなって感じる間もなくするする受け入れられた気がします。

お気に入りは「覆面社員」「遠距離・恋愛」「同じ空を見上げて」です。
「覆面社員」は実際に起こりうる感じがします。
「遠距離・恋愛」「同じ空を見上げて」とかは基本ほのぼのしてるんですけど、空中浮遊のために生きた女の子が神木と同化しているとかいうブラックな設定がいきなり出てきたりして、やはり一筋縄ではいかない感じでした(^_^;)

そういやちまちま読んでいる「Feel Love」に三崎さんの恋愛小説が載っているんですが、見たとき「この人恋愛小説なんか書くの?!」って驚いた記憶があります(笑)
やっぱり不思議でした。

今度はまた町関係で、連作短編ぽいのを読んでみたいなぁ。

読了:2008/6/8

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