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図書館危機 有川浩<再読>

2008–04–30 (Wed) 08:04
図書館危機図書館危機
(2007/02)
有川 浩

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図書館は誰がために―王子様、ついに発覚!山猿ヒロイン大混乱!玄田のもとには揉め事相談、出るか伝家の宝刀・反則殺法!―そしてそして、山猿ヒロイン故郷へ帰る!?そこで郁を待ち受けていたものは!?終始喧嘩腰でシリーズ第3弾、またまた推参。

紹介文はe-honネットからの引用です。

これも再読しました。
やっぱり忘れてるとことかいっぱいあったのを思い出せてよかったー。
内乱を乗り越えた分の信頼関係があって、ようやくここまで来たか、と嬉しくなりました。

今回のテーマは「ねじれたコトバ」にて「差別語」「放送禁止用語」ですね。
これについてもやっぱりいろんなことを思ったんですが、すでに書いた図書館シリーズの記事に書いたことと、基本的に同じなので割愛します。

毬江ちゃん、ほんと不憫な子だよ…。
綺麗な上に難聴なんて、両親や小牧にとっちゃぁ心配で気が気じゃないよ、ホント。
そして柴崎に「あの人とはシッポの取り合いしたくない」と言わしめた小牧の本性。
「死ねばいいよ、お前」は小牧の語録のひとつに入ると思います(笑)

昇任試験の堂上班二人の慌てっぷりが微笑ましい。
堂上…アンタ今は手塚を助けてやんなさいよ!(笑)
「お前の前世はクワガタか!」…表紙の絵を見るたび笑います。
そして柴崎にはぜひ野望を実現していただきたいと思います。

「俳優?!俳優に喩える?!――あれを?!」
珍しく狼狽した折口さん。玄田と折口の恋の行方も色々素直じゃないっていうか。
でもこの瞬間だけはとても素直で、かわいいです。
手塚と柴崎よりは大人だから、甘えるとことか素直になるとこはきっちりしてて、かっこいいなーと思います。

「柴崎そんなに強くないよ。心配しなくてもあたしたちと弱い部分が違うだけだよ。」
「あたしの上官はきっとそう言って怒るの。迂闊だって。そんで、あたしはあたしをそういって叱る上官を尊敬してるの。」
バカだ、単純だ、と思っていた郁の成長が分かるセリフですね。
柴崎がこれでどれだけ救われるか。
堂上がこれでどれだけ報われるか。
自分に、こういうふうに思ってくれている人が一人でもいるなら、きっと、どんなつらいことでも乗り切れる。

「俺の伝令だから最後まで一緒の光景を見る、ってのはちょっと…負けた」
っていうのが、「別冊」でいうところの「気持ちに蓋をしてもこじ開けてくる」郁への敗北宣言ですね。
だから革命であんなに積極的だったんだな(笑)


色々かぶることを割愛したら、結局キャラ読みオンリーな感想に(笑)
こういうのが好きなのでしょうがない、勘弁してください。

わーっと読み返して、郁の成長ぶりとか、仲間同士の信頼関係の築かれていく様子とか、ちゃんと確認できてよかったです。
こうして革命に繋がっていくんだなー。
やっぱ、このシリーズ大好きだなーって改めて思いました。

初読了:2007/3/16
再読:2008/4/14
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ファンタジーが読みたい

2008–04–30 (Wed) 00:05
新歓活動も終わりを迎え、課題も今のところみんな片付き、のんびりしたゴールデンウィークを過ごしています~。

で、なぜだか分からないけど今無性にファンタジーが読みたい気分。
これはいいチャンス!!ってことで、気になっていたファンタジーをばばーっと読んでいこうと思ってます。
有名なファンタジーって何巻もあって、気が向かない読まないんですよね…。
そんなわけで新刊追うのはちょっと休憩。

チェック入れてるシリーズは
・「指輪物語」
・「ゲド戦記」
・「十二国記」
・「守り人」シリーズ

もう気分が乗ってるうちに片っ端から読んでいこうと思います。
「指輪物語」は高2のとき頑張って「二つの塔」の途中まで行ったのですが、あえなく挫折…。
忘れてるので始めから読みますが、まぁ挫折しないのを目標に適当にいこうと思っとります。
ま、一応英米文学科として「指輪物語」「ゲド戦記」は読んでおきたいなーって気持ちもありますし。

ゴールデンウィーク中に読みきる気はさらさらないので、しばらくファンタジー漬けになりそうです。
7月にはついにハリーの最終巻も出ますしね~。
賢者の石が出たころって確か小6くらいだった気がします。
つまりほぼハリーと同じ年なんですよ。
だから色々感慨深いです。ついにここまで来たか、と。
はっ、そのころって「別冊図書館戦争Ⅱ」の発売もあるから、試験前にすごい誘惑だなオイ!!
嬉しいやら哀しいやら…。


そういやブログの一周年が近付いてきているということに気づいた!
絶対続かんだろ~、とか思ってたら意外と何とかなるものですね。
さりげなくカウンター3000回ってるし。
みなさま、こんな辺境に来ていただいてほんとにありがとうございます。
これからもよろしくお願いしますm(_ _)m

図書館内乱 有川浩<再読>

2008–04–29 (Tue) 00:00
図書館内乱図書館内乱
(2006/09/11)
有川 浩

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相も変わらず図書館は四方八方敵だらけ! 山猿ヒロインの両親襲来かと思いきや小さな恋のメロディを 叩き潰さんとする無粋な良化「査問」委員会。 迎え撃つ図書館側にも不穏な動きがありやなしや!? どう打って出る行政戦隊図書レンジャー! いろんな意味でやきもき度絶好調の『図書館戦争』シリーズ第2弾、ここに推参!――図書館の明日はどっちだ!?

紹介文はamazonより引用です。

読み返してみました。
いやー、やっぱりいいなぁ。
完結作読んだから色々安心して読めるし、その分1回目では特に意識しなかったようなところにも注意できるし。
忘れかけていたギャグシーンも思い出すし、初めて読んだときは未読だった「レインツリーの国」も読んだ後だったので、色々こみ上げるものがありました。
はー、いろいろ、堪能。


「両親攪乱作戦」
初めて読んだときは郁と同じように彼女の両親に苛立つだけでしたが、今回はもうちょっと冷静に読めた、かな?
親子の関係を考えさせられます。
寿子と郁のように子離れできてない親、ほかにもいっぱいいると思います。
それだけじゃなくて、親離れできてない子どもも。

そんで、往生際悪い堂上。
まぁいきなり好きな女の両親(しかも父親)と二人っきりになったら動揺するよね(笑)

柴崎は、何もかもを客観的に見すぎていると思う。自分はいろんなことがすぐ見えてしまうもんだから、余計郁のまっすぐさに突っかかりたくなるんだろうな。

「恋の障害」
「毬江に対してだけ正義の味方でいられたら、それ以外のことはどうだっていいのだ」

なんというか、小牧の守り方は、堂上のとは真逆のほうにある気がします。
妙な男のプライドは共通ですが(笑)

小牧と毬江は、すごく安心して見ていられます。
付き合いの長さでいったらダントツだもんな…。
堂上の片思い期間が長い、一途だってどっかで書きましたが、毬江ちゃんに勝る人はいませんでした(笑)
だってこの時点で18年間片思いだもんね。
ほんといじましい!

聾者や難聴者の話はやっぱり考えさせられますね。
この間ニュースでやっていた聾学校の名称が変更になった、って話を思い出します。
わざわざ「聾」という言葉を避ける必要があるんでしょうかね。
差別の意味が含まれているって誰が決めているのかなって思います。
聾者だからって社会的弱者だとは限らないし、聾者を支援「すべき」って思うことがもう差別じゃないんですか?って聞きたくなっちゃう。
それ言ったら、「障害者」「健常者」って言葉だってなかなか差別語だと思いますよ。
難しい問題ですけど。

あ、そういや冒頭の柴崎さまの帰省土産・きんつば、私も食べたかったです(笑)

「美女の微笑み」
あの性格と美貌なら、子ども時代はさぞかし苦労したんでしょうね。
書いてあること以上に。

“人付き合いのコツは、人を本気で信用しないこと”
これは私もそう思います。
本当に大事な情報は人に漏らすべきではない。
例えそれがどんなに親しい人間であっても。
所詮は人間自分が一番かわいいから。

ま、でもこれは実は結構弱い人間のやることなのかも、と思います。
人を信用して傷つきたくないから。
先に自分が傷つく要素を排除してるんですよね。

そこまで思いつめて、人間不信になってしまった柴崎がとても不憫でした。
郁が居てくれて心底よかったと思っています。

「兄と弟」「図書館の明日はどっちだ」
郁&柴崎のお部屋トーク、結構好きなんですが、同じくらい堂上班男子組の飲み会が好きだったりします。

「…かわいそうな顔すんなそこ!」
から始まるくだりは爆笑ですし
「違っ…足、」
の手塚がかわいいし(笑)

手塚の「あの部屋の女は女じゃない」というものすごい評価にニヤリ。
頑な少年もずいぶん丸くなってきたね。

柴崎の「逆鱗」発言に、郁を大事にする気持ちが伝わってきて、本当に嬉しい。
やっと、周りを頼ることができるようになれて、よかった、と。

内乱は“人間関係”をクローズアップさせただけあって、色々読んでて苦しいです。
でもその分、周りの人間がどれほど信頼の置ける人間なのか、ということが分かるときでもある。
こうやって、あの「革命」へと繋がっていくのかと思うと、感慨もひとしおですね。

そして、この容赦ない厳しさが、潔くて好きです。

初読了日:2007/3/14
再読:2008/4/13

目がチカチカ

2008–04–19 (Sat) 11:15
えーと、ちょっと立て込んでまいりました。
ていうか今までのんびりしすぎていたというか。
この、課題に追われる生活、久々です(笑)

基礎演で読むことになった「Bartleby」。
メルヴィルの中篇なんですが、結構面白そうです。
英語ばっかで頭痛くなるけどね!
しょっぱなからプレゼン担当になっててんやわんやだけどね!
この土日、サークルの新歓合宿なる行事のため何も出来ず…危機迫る状況です。
バイト少なめにして良かったー。

サークルに新入生がいっぱい入ってきました。
うちらの代とは違ってキラキラしてるよ!
やはり昨年度4年生のキラキラ要素が抜けたぶんは、ちゃんと補われるのですね。
彼女達は1姫時代が終わっても4姫を貫き通すことでしょう(笑)

再読した「図書館内乱」「図書館危機」、読み終えた「悪人」と、感想アップが間にあわなーい。
ゴールデンウィークに色々やろっと。

白蝶花 宮木あや子

2008–04–14 (Mon) 11:00
白蝶花白蝶花
(2008/02)
宮木 あや子

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抱いて。私を愛した証を私に残して…。戦前から戦後にかけて、抑圧された女たち。徴兵される男たち。水面下で燻りつづける女の一途な想いと艶やかな欲望、決して叶わぬ恋に身を焦がす人々を美しく描いた物語。

装丁が美しい!!私、このさやかさんの色っぽい装画大好きなんです。
「少女七竈と可愛そうな大人」の装画もさやかさんがお描きになってて、読む前にうっとりと表紙を眺めてしまいます。

「天人菊(てんにんぎく)」「凌霄葛(のうぜんかずら)」「乙女椿」「雪割草」の4編。
でも短編集っていうより「乙女椿」がメイン、前2作はプロローグ、後1作は後日談、って感じですね。
「花宵道中」を思い出す、しっとりつややかな愛の物語。
すごく好きな空気です。
前作「雨の塔」がイマイチ…だった私としては嬉しい限り。

「天人菊」
正反対の姉と妹。
何でもそつなくこなす妹の雛代と、彼女が唯一手に入れられなかったものをたやすく手に入れた姉の菊代。
ひとりの人間としての幸せか。
女としての幸せか。
どうしてもどちらか片方を選らばなければいけなくなったとしても、私にはまだ答えを出せない。

「凌霄葛」
私だったら死ぬと思う。
死んで楽になっていたと思う。
自分の親に売られ、本来憎むべき親を生かすために、死ぬよりつらい人生を生き抜いた。
生き続けることは、時に死ぬよりつらいことなのだと、苦しくなった。


「乙女椿」
戦争のやるせなさ。
国民がどうすることもできぬ、諦めにも似た絶望感。
子を身ごもった女の底力。
金さえあれば何でも出来る今と違って、金などあってもなんの足しにもならない時代。
なにもかもが不足した時代で、子を産むということがどれほど大変か、私にはこれを読んでも計り知れない。
今でも子どもを産むということは大変なことだと思う。子を産む女の人の大変さは変わらない。
でも。
でも、人間は満ち足りてしまったら、足りてないときほどの想いを持つことは出来ないんじゃないか。
そう思う。
飢え、乾き、焦燥。
今の時代の人間が忘れてしまったものを、本当にこのまま忘れててしまってもいいのかと思った。

「雪割草」
やっと訪れる女たちの解放。
自分の想いに正直に、素直でいることは、どれほど大変なことなのだろう。


今の時代に繋がってくる作品だったので、今の自分の状況とかも振り返れた気がします。
私はこのままでいいのかなって。
切なくて苦しくて、小さな引っ掻き傷を心の中に残していった話でした。

「吉原」「女子寮」「戦中」と、抑圧された女を書く宮木作品。
この閉塞感、クルシイと思いながらもずるずるとはまっていってしまいます。

読了日:2008/4/8

別冊 図書館戦争Ⅰ

2008–04–10 (Thu) 10:00
別冊図書館戦争

純粋培養乙女ゴコロ、心浮き立つ初バレンタイン、初詣のお守り、過保護な彼氏、初々しい呼び名・・・。日常業務の中で、ひたすらにベタ甘な恋愛を繰り広げる、われらが図書隊が帰ってきた!笑いありテレあり喧嘩ありの武闘派バカップル、そして周りの恋の行方も追いながら、豪華すぎるスピンオフ第一弾、ここに開幕!

はじめに書いときます。
テンション高すぎてやばいです。
気づかないうちにものすごいネタバレもしてるかもです。
ご注意ください。

これはもう待って待って待って待ちわびて、やっと来たぁーーー!ってくらい楽しみにしてた本です。
電撃のHPとかでは発売日4/10で、うずうずしながら待ってました。
しかしamazonの方では発売日が4/7になってて。
まっさかねー、あるわけないよねーと思いながらも若干の期待を持ちつつ、7日に郁ちゃんたちが革命のときにお世話になったでっかい本屋さんへリサーチに行ったわけですよ。
そしたら。

あった。

えー公式発売の3日前ですけど!
いいの?!ねぇ、ほんとにいいの?!
早売りってこんな早くからやってるもんなの?!
とにかく神様ありがとう!!

とかなんとか思いながら速攻購入。
「白蝶花」が読みかけ、既刊のシリーズの再読もしてないにも関わらず帰って速攻読みました。
その日のうちに読了ー。
7日に感想アップしたかったんですけど、まだせめて発売日まで待とう、と思って(^_^;)

いやほんともうちょっとヤバイって。
恥ずかしいほど甘い!甘すぎる!
ジャムに練乳と蜂蜜ぶち込んだような恐ろしい甘さ!
パフェを10杯くらい食べちゃった感じですよ!

読んでる最中は誰もいないのをいいことに
「きゃー、○○君からメールが来ちゃった、どうしようーー!!」
とか言ってる少女マンガの主人公よろしく部屋の床をゴロゴロ転がってました。(←実話)
「ヤバイはずかしすぎるー!ムリムリ心臓もたないからー!!」
とか言ってたような言ってなかったような。こんな事言って転がってる私が恥ずかしいですね。
すいません。
2回目以降、やっと落ち着いて読めるようになりました…。(←すでに再読済み)


ベタ甘が主役なので、検閲問題は薄いですが、やっぱりそこは有川作品、締めるトコはきっちり締めていってくれます。
「図書館の貴重資料の窃盗」「迷惑な利用客」「障害者への配慮の低さ」「公共施設のセキュリティの甘さと利用者の油断」「言葉と差別」などなど。
既刊シリーズのように大きな事件はないものの、普段の彼らの日常がクローズアップされていて面白かったです。
この中のいくつかは普通の図書館でも十分おこりうるんじゃないかなーと。

木島ジンの良化法に対抗するやり方は斬新ですね。
ただ言葉を規制するだけでは何の意味もない。
どんなに美しい言葉だって、発する人しだいでいくらでも人を不快にさせる言葉になってしまう。
そもそも、ふさわしい・ふさわしくないっていうのは、一体誰が決めたことなのか。
言葉は所詮人の心を映し出すひとつのツールでしかない。
表面だけをきれいに取り繕っても意味がない。
そのことを改めて実感しました。
当たり前のことなのだけど。
その当たり前を忘れてる人が多すぎる。
もちろん自分も含めて。


あーちょっと真面目な話を書いたら落ち着いてきました。
でもこの本の感想はこれだけじゃ書き足りない!
ので、追記に書きまーす。

変なこといっぱい言ってます。
ついでに思いっきりネタバレします。
それでもいい方はどうぞ追記へお進みくださいませ(笑)

読了日:2008/4/7

続きを読む ⇒

映画篇 金城一紀

2008–04–09 (Wed) 15:39
映画篇映画篇
(2007/07)
金城 一紀

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夏も終わりの8月31日。街の区民館で「ローマの休日」が上映された。夏が終わる物悲しさを払拭するためか、それとも秋の始まりにむけての景気づけのためか、そこには色んな世代の、色んな人間が、それぞれの物語を携えて「ローマの休日」を観にやってきた。映画をきっかけに知り合った人々の、笑いあり、涙あり、切なさありの愛と友情のチェーンストーリー。

「太陽がいっぱい」「ドラゴン怒りの鉄拳」「恋のためらい/フランキーとジョニーもしくはトゥルーロマンス」「ペイルライダー」「愛の泉」の5編。連作というか、それぞれがちょこっとずつリンクしてるというか…舞台が同じって感じの短編集です。

金城一紀は初めてです。どういうジャンルを書いてる人なのかも知らなかったので、全くのまっさらで読み始めました。

「恋のためらい~」はちょっとイマイチ、だったのですが、ほかはわりと楽しめました。
一番すきなのは「愛の泉」!!
おじいちゃんとおばあちゃんの馴れ初めも素敵だし(今やったらストーカーだけど)、孫たちが仲良くああやって集まってるのも楽しいし、何より孫達がおばあちゃんが大好きなんだーって気持ちがすごくよく伝わってきて、こっちまで幸せになれました。
個人でスクリーンに映画を上映するなんて出来るんだねぇ。
たまに大学で映画を上映してたりはしますが、道具と場所さえあれば案外簡単に出来るのでしょうか。
「Easy come,easy go」って言葉がちょっと響きました。
ネットがこんなにも盛んになって、ちょっとした情報なんてすぐ調べられちゃうこの状態は確かに便利だけど、すべてこれで終わらせようとしちゃいけないね。
ほんとに知りたいことは自分の足を使って調べなきゃいけないんですよね。

龍一と「僕」、ヒルツのバイターの鳴海くん、ハーレーライダーのおばちゃん、両親の不仲に悩むユウ。
それぞれ、色んな想いを抱えながら、映画を観る。
私自身は映画はほとんど見なくて、作中にある映画はひとつも分からなかったんですが、「ローマの休日」ぐらいは観てみたいなーと思いました。

「ペイルライダー」で、ずっと話題になってた製薬会社が裏で行っている、ひどい実験の話が出てきたのですが、ゾッとしました。
ほんと…いつ何が起こるかわからないですね…。
幹島とおばちゃんの戦いが怖かったです。
恐ろしかったというべきか。
ユウの無邪気さと犯罪の暗さ、そして受験疲れした康雄のちょっとした狂気みたいなものが混在していて、やや目まぐるしかった感じです。

ダーク~ほのぼの感動系まであって、幅広く楽しめました。
こういう、「ひとつのテーマを色んな方向から」っていうコンセプトの作品集、好きです。
ほかの金城作品も読もうっと。
…いつになるやら。

読了日:2008/4/4

2008年度本屋大賞

2008–04–09 (Wed) 14:48
ああっ。
本屋大賞の順位予想、してたのに!
アップできないまま大賞発表…。
うう、不覚!

大賞は「ゴールデンスランバー」(伊坂幸太郎)でしたねー。
しかも圧勝。
伊坂氏、ようやく、って感じですね。
ずっと候補に上がっては惜しいところで逃したり票割れしたりと、じれったくなるような道のりでしたけれども。
ともかくおめでとうございます!
そのうちきっと映画化ですね☆(笑)


では大賞以下の順位発表↓
大賞 「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎
2位 「サクリファイス」近藤史恵
3位 「有頂天家族」森見登美彦
4位 「悪人」吉田修一
5位 「映画篇」金城一紀
6位 「八日目の蝉」角田光代
7位 「赤朽葉家の伝説」桜庭一樹
8位 「鹿男あをによし」万城目学
9位 「私の男」桜庭一樹
10位 「カシオペアの丘で」重松清


リンクはってあるのは私の感想です。
6作しか読めなかったんで大体の感じしか掴めませんが、全体的に今年度は暗い重い作品が多いかなと。
どうも本屋大賞向きの作品があまり出なかったのではないかという印象を持ちました。

だからまぁ大賞は「ゴールデンスランバー」かなと踏んでおりました。
「有頂天家族」はノリ良かったし、「鹿男あをによし」も(ドラマを見る限り)笑える方向の話だと思うんでもしかしたらって気もしたんですが、モリミもマキメも昨年度候補のほうがパンチがあったかと。
桜庭一樹は票割れおよび直木賞作品があるので、今回はとらないだろうと思ってましたし…。

意外なのは「サクリファイス」の2位。
「映画篇」のほうが人気かなって思ってたので。
「八日目の蝉」、個人的には良かったんですけど…6位かぁ。
読む年代・世代で印象がだいぶ変わるので、票が集まりにくかったのかもですね。


本屋大賞は審査員が一般の人なので、親しみやすくていいですね。
んー、でも、けっこう本を読まない人も注目している賞なので、ぜひもっと「発掘」って感じの隠れた名書を紹介してほしいなーって思います。
だって伊坂幸太郎はみんな知ってるし(笑)
「ゴールデンスランバー」は本屋大賞じゃなくてもみんな読むからさ!

さてさて、何とか頑張って読んでいない候補作も読みたいところです。

新年度始動

2008–04–04 (Fri) 14:11
4/1に高校の定期演奏会が終わって、プチ同窓会期間も終わりを告げました。
高校の部活のメンバーは、ほんとに好き。
同期だけじゃなくて、後輩も先輩も、みんな。
うちの部はタテのつながりが強くて、同じパートの仲間や係で集まったりして、学年にとらわれない付き合いが多いです。
だから今回みたいに定演とかイベントがあると、OB・OGがいっぱい駆けつけます。
学年が3コ下の後輩たちが私に気軽に挨拶してくれたり、ほとんど面識がないパートの先輩から食事に誘われたり、そんなことが普通にあるこの部活はなかなか偉大だと思う。

後輩たちに「ボーン会やろうか~?」ってかるーく声をかけたら、
「やりたいです!」「絶対行きます!」
ってみーんな言ってくれて、感動しました。
私が現役だったころのトロンボーンパートの雰囲気がそのまま残っている感じで、嬉しかった。
頼りない私だったけど、残しておきたかった色んなものはちゃんと残していけてたんだなって。
そしてそれを受け取った後輩たちもちゃんと引き継いでるんだなって。
この部活に入ってよかったなぁ。やりとおしてよかったなぁ。


今、2日に発売したaikoのニューアルバム聴いてます。
「星電話」がお気に入り。
ライブの申し込みももう少し。
絶対とるぞー!

しかし読書は進まず…。
やっと映画篇終わった!
次は白蝶花だー。
悪人は絶対発表までに読めないです。
せめて返却期限までに読まなくちゃ。

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更新速度はマイペースですが、情熱が続く限りは続けていくつもりです。よろしくお願いします。

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爽

Author:爽
大学生
誕生日:8/13
趣味:読書 アクセサリー作り ショッピング
好きな作家:
有川浩 伊坂幸太郎 桜庭一樹 小路幸也 高楼方子 恒川光太郎 豊島ミホ 梨木香歩 三浦しをん 村山由佳 森見登美彦
好きなモノいろいろ:
りんご 甘いもの 王道 FF7 ドラゴンボール 書道 数学 トロンボーンを吹く 整理整頓 aiko 雑貨屋さんめぐり
得意になりたいこと:
料理全般 カラオケ 語学(特に英語!)車の運転(ナビ含む)

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