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急にいそがしくなっちゃったよ

2008–03–29 (Sat) 11:36
履修要項とか講義内容とかが配布され始めて、新学期ムード全開になってきました。
履修を組もうと思って講義内容見たら、2年から取れる専門がみーんな面白そうなのばっかで、迷ってます。
必修の基礎演習が楽しみ!
発表とかで大変だろうと思うけど、英文読んでディスカッションするのは面白い☆
文字が英語なだけでやってることはこのブログでやってることと基本同じですし(笑)
しかし必修が1限か5限になるかもしれぬという罠…。
必修は時間割が変なとこ入っちゃうのだけが嫌なんだよなぁ…。
あとは今からで間に合うかわからないですが司書課程とりたくて。
取れるかなー。
時間割のバランスを考えねば。


そして履修とかコース登録とかサークルとか部活の手伝いとかで忙しくなり、読書計画総倒れ(笑)
「がらくた」は5分の1くらい読んで返却となってしまいました…(-_-;)残念。
でも代わりに予約本がいっぱい来ちゃって!
「映画篇」(金城一紀)
「悪人」(吉田修一)
「白蝶花」(宮木あや子)
上2冊は本屋大賞が発表になる前に読みたいし、「白蝶花」も期限そんなに長くないし!
そして図書館戦争のスピンオフのためにシリーズ再読しなきゃだし!
10日間くらいで7冊くらいの計算…。
え、改めて計算してみたら無理なんじゃない?(笑)
どれも捨てられないのがつらいね…。

まぁてなわけでしばらくブログに現れないかもです。
多分本読みまくってるんだと思ってください(笑)
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赤朽葉家の伝説 桜庭一樹

2008–03–28 (Fri) 14:01
赤朽葉家の伝説赤朽葉家の伝説
(2006/12/28)
桜庭 一樹

商品詳細を見る
千里眼奥様と呼ばれた祖母・万葉(まんよう)、レディース総長で後に有名な漫画家になる毛毬(けまり)、そして何者にもなれない瞳子(とうこ)。戦後のあわただしい世、高度経済成長の波、そして現在へと流転する社会を背景に、あるひとつの旧家の女たちと、それを取り巻く一族の生き様を堂々と書いた雄編。

直木賞とっただけあって、今世間では桜庭一樹ブームですねー。
初めて読んだ桜庭作品は「少女七竈と七人の可愛そうな大人」なんですが、それ読んだころにはまさか直木賞取るとは思いませんでした(笑)

「私の男」はもちろんのこと、これも候補だったんで注目されてて、しばらくは読めないかなぁ、いつ読めるかなぁ・・・と悶々としてたんですが、なんとか学校で借りれました。よかったよかった。

「少女七竈~」がすごいよくて、「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」が結構辛くて、2作が全く逆の振れ方をしたので桜庭作品の評価が定まらなかったんですよ。

で、今回。
今回は引き込まれました。
2段組にあの厚さ、一体どれくらいで読み終えられるのかと恐れ慄いてましたが、わりとすらすら読めました。
勢いにのってとんとん読むことも可能だったんですが、なんかそんなふうに軽く読んではいけないような雰囲気があったように思います。流れていく時の流れの重さに、たった20年ほどしか生きていない私は、圧倒されました。
ファンタジーのようでありながら、でもノスタルジックな雰囲気で、私にとっては実感のない神話の時代から現代へとリンクしていくことに、とても不思議な気持ちになりました。
本の中の出来事だと思っていたことが、いつのまにか現実になっていたという、感覚。

もはや物語ではない。
約半世紀の時間を圧縮した、時そのもの、歴史そのもの、人生そのものを閉じ込めたという感じです。

話は、空飛ぶ一ツ目男の未来視から始まり、落ちゆく隻眼の職工の姿で幕を閉じる。
それは一気に飛躍し、そして今また低迷する日本経済の姿を揶揄しているのかもしれない。
ただ、この職工ような人間は、神話が終わる時代には大勢居たのではないかと思う。

私は瞳子とほぼ同い年(というか瞳子が早生まれならタメ)なので、何者でもないことに怯える気持ちがちょっとわかります。
自分のアイデンティティをどうやって証明すればいいのか、わからない。
私が私だと胸張っていえるものは一体何なのか。
そう思うからこそ、最後のくくりはなんかほっとする。
何も見えなくても、相手が分からなくなっても、私の未来はまだこれから。
きっとビューティフルワールドが待っているのだと、信じることが出来る。

あとはぶくぷく茶!
なんてキュートなネーミング(笑)ぜひ一度飲んでみたいです☆
自分、食べ物ネタに食いつくこと多いなぁ…(^_^;)


本屋大賞候補作ですが、桜庭一樹は2作あるから票割れしそうだなぁー。
もうちょっとしたら予想順位を立ててお祭り気分で楽しみたいです(笑)

「私の男」はいつ来るのか…。
直木賞決まってすぐ学校にリクエストしたので、どうやら入手困難らしいです。
桜庭一樹は苦手なのと好きなので差が激しいので、何読むか迷います。
ラノベっぽくないやつを探して読もう…。

読了日:2008/3/22

別れの季節

2008–03–27 (Thu) 13:46
25・26日は、サークルの卒業(卒団)コンパでした。
旅館を借りてオールしました☆
普段聞けない話とか、びっくりする新事実とか、普段あんまり絡んだことない人と喋れて満足です。

4年生の先輩との別れ…。
ほとんど喋れなかった人あり、あだ名しか分からなかった先輩ありで、からみ不足をちょっともったいないなぁと思ったりします。
でもあまり後悔はしていない・・・。
コミュニティを広げることが苦手な私は、近い学年の中で場を作ることに必死だったので、これ以上はどうにも出来なかったなーというのが分かっているので。

まぁしかし、4年生はほんと最後までキラキラしてました。
特に4女さんは1女より確実に若いので(笑)常に若さもらってました。
マルチビタミンの大ファンです(笑)
4女さんが居なくなった今、1女はせめてこれ以上老けないよう頑張ろうとおもいます。
上級生を見るといつも思うけど、自分がその学年になったとき、果たしてその水準まで行けるのかと不安になります。
まだ1年で、自分の期のカラーもつかめてない状況だから、仕方ないといえば仕方ないけど。
これから、これから。
と、信じている。

4年生の最後の一言を聞きながら、私も3年後に何を話そうか考えてました。
後輩にいいこと言ってやろうという気はさらさらなくて、自分が思ったことを率直に言おうと思っています。
そのために、人にきちんと話せるだけのことをやろうと。
残り3年間て、あっというまですよね。
でもやれることはいっぱいあるわけで、3年後のこの時期には少しでも前へ、上へ、いけていたらいいと思う。

旅行記@山中湖

2008–03–21 (Fri) 22:17
18・19と高校のクラスのメンバーで旅行に行ってきました。
1泊2日なのにやりたいことを詰め込みすぎて超ハードな旅行でしたが、楽しかったです

計画を立てたのが私だったので、一応幹事だったようです(←ひとごと)
一生懸命計画立てたのに遅刻してくるやつがいて!
「爽がキレるからさっさと来い」って友だちがメール送りつけたら彼はすっ飛んできました。
別にそんなに怒ってなかったんですが(笑)

山中湖に向かう途中に高尾山に登りました。
ケーブルカーでゆるゆると景色を楽しみつつまったりと。
1日目はお天気に恵まれたので景色きれいでした~。
まりなぁず旅行in山中湖 026

山の途中で恋みくじをみんなでひく。
男子のと女子のでおみくじが別なんですが、あわせると大きなハートになるんです☆
みんなで、「今度はカップルでやりたいね~」とかって盛り上がりました(笑)
まりなぁずin山中湖 001


ホテルに着いたらテニスコートあったのでテニスやりました。
誰もテニス部員いなかったのに、3時間休憩なしでひたすらやりました…。
部活以上のハードさです。

夜は色々語りました。
男の子も交えて旅行に行くことってなかったので、夜のおしゃべりで男の子と話せたのは新鮮で楽しかったです。
女の子全員すっぴん大公開でしたが(笑)

2日目は氷穴と風穴という天然記念物の洞窟に行ってきました。
でも雨降っちゃってちょっとテンション落ち気味・・・。
洞窟内はなかなか綺麗でした。
すごい滑りそうになって怖かったんですが、男子達がいつもの様子とは考えられないくらい優しかったので(笑)嬉しかったです☆
でもここから恋には発展しない(笑)
まりなぁず旅行in山中湖 038

あとは夕飯を地元で食べて帰宅ー。
電車で流れ解散だったんですが、私は一番に降りるのでみんなに見送ってもらえました。
「幹事おつかれー、楽しかったよ☆」ってみんな言ってくれて、大変でしたが報われた感じです。

今回は予定が会わなかった子ともまた行きたいので、夏とかに向けて計画立てなくちゃ。
でも次回は幹事はパスさせてもらおうかなぁ・・・(笑)

新しい季節のあしおと

2008–03–17 (Mon) 15:05
3月ももう終盤に差し掛かってきて、暖かくなってきましたねー☆
しかし、実はこのぬるさってあまり好きじゃなくて・・・。4月は12ヶ月の中で3番目に嫌いな月だったりします(^_^;)(ちなみに1位・6月、2位・9月)
体は丈夫なほうですが、季節の変わり目や湿度にとても弱くて・・・。

そしてなにより新しいことが始まることが苦手で、去年、大学入学のときはほんとに死にそうでした。
大学生活は楽しみではあるけど、はじめの一歩を踏み出すのがいつも怖い。
いつまでも変わらない日常が一番の理想。
それはのんびり過ごしたいのとはちょっと違いまして、忙しくても慣れたらよし。
やっと最近大学というものに慣れてきたので、いろいろ手をだす余裕が生まれてきたなって思います。

ていうかそんなネガティブな話をしたかったわけではなく!(笑)
今年の春はそれにも負けないくらい楽しみなことが多くて嬉しいなって話をしたかったんですよ(遠まわしすぎ)。


いっこめ。
明日から高校のクラスの仲いいグループで一緒に旅行に行ってきます♪
男の子も一緒に行くのは初めてでちょっと不思議な感覚・・・。
父さんに「またどっか行くのか、非行少女(笑)」と言われました。
えー?!非行?!なんで?!(笑)
まぁ・・・いいや。
準備大変でちょっと嫌になりかけたけど(男子が働かねぇ!!)、せまってくると楽しみです。

にこめ。
高校の定演が4月1日にあります。
うちの代はもう卒業2年目なのに、なぜか半数近くが舞台にのるという異例の事態に・・・。
私はのらないんですが、舞台裏のお手伝い(ステマネという仕事の補佐)をやることになってます。
それに向けての練習で同期といろいろ話せるのは嬉しい!
3月末には久々に集まり(食事会)もあるし、元気になります。

さんこめ。
4月2日にaikoの8thアルバム「秘密」が発売☆
今年aikoはデビュー10周年てことで、企画がめじろ押し!
ファンの私にとってはもう嬉しくて涙出ます(T_T)
過去のアルバムの初回盤がこの間復刻されて、初回持ってる7thアルバム(「彼女」)意外は全部買っちゃいました~♪
お金がなかった小中の時代は涙を呑んで諦めていた初期のアルバムも買えてほくほく。
通常盤とのジャケットの違いを眺めてうっとり。
ライブもあるし、頑張ってチケット取りたいなー。

よんこめ。
4月10日に「別冊図書館戦争Ⅰ」が発売☆
装丁が公開されはじめましたね。→電撃のHP
ベタ甘です。すごいです。テンション上がります!
これもシリーズになるそうで。
戦隊モノもちょっと意識してるらしいので、全5冊、次は青で堂上が表紙だったり?
・・・なんていう妄想をしてます。
発売日まで待つこのうきうき感が結構好きだったりします。

しかし、この日の前日はサークルの新歓演奏会で「ルパン三世のテーマ」のアドリブソロを吹かなきゃいけないことになってまして・・・!
中学からトロンボーンやってますが、奇跡的に今までソロを吹かずにほっとしていたのに!
今ここで来るなんて・・・。油断してました(-_-;)
私のソロなんかじゃ新入生入らないよ!(泣)
別冊読む前に立ちはだかる試練・・・。
むしろ早売りを狙って9日午後は本屋に行きたかったのにそういうわけにもいかなくなりました。
あうー、これだけが憂鬱の種です。

でも頑張る。
いつもは嫌いな春だけど、今年は満喫してやる!

タルト・タタンの夢 近藤史恵

2008–03–13 (Thu) 12:00
タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)
(2007/10)
近藤 史恵

商品詳細を見る
常連の西田さんの不調の原因は?恋人が作ったカスレが全く美味しくなかった訳は?妻が突然家を出て行ってしまった理由は?素数のチョコレートに込められた想いとは?―下町のちいさなフランス料理店「パ・マル」、そしてそこのちょっと風変わりなシェフがお送りする、絶品料理とミステリの数々。極上のひと時を味わえる一冊。


「タルト・タタンの夢」「ロニョン・ド・ヴォーの決意」「ガレット・デ・ロワの秘密」「オッソ・イラティをめぐる不和」「理不尽な酔っぱらい」「ぬけがらのカスレ」「割り切れないチョコレート」の7編。
どれも本当においしそうなフランス料理が出てきて、読んでいるだけでシアワセになれます☆
私は一度にわーっと読んでしまいましたが、1日1話ずつ、食後にデザートと紅茶と一緒に読む、なんていう読み方も素敵だなぁって思ったり。

「サクリファイス」は「うーん・・・」って感じだった私も、こっちはすごく楽しめました。
これで終わり?ってくらい1話は短いのだけれど、そのあっさり感と、お話の数の多彩さが上手くバランスがとれてる感じで良かったと思います。

日常ミステリはいいですね。
殺人事件とか、そういうミステリみたいなハデさはないけど、その分ゆったり安心しながら読めるところが嬉しい。
自分のまわりでもあるんじゃないかって考えるのも楽しいです。

お気に入りはラストの「割り切れないチョコレート」。
まずチョコ好き(というか甘いものは全部好き)なので「ノンブル・プルミエ」のチョコレートをぜひ食べてみたい!
この間後輩がチョコレート専門店(店名忘れました・・・)で買ったチョコをくれて、それがもうおいしくて~☆やっぱりその辺のチョコとは全然違いますね。
で、素数の詰め合わせにして、わざとあまりを出す、っていうその発想がすごく素敵。
なんかほのぼのした家族の様子がぱっと目に浮かんで、いいなぁって。
じーんと心あったまるお話でした。

「ガレット・デ・ロワの秘密」「ぬけがらのカスレ」なんかも微笑ましくて、読んでてニコニコしてしまいました。読後が爽やかなのもいい。
「タルト・タタンの夢」は現実でも結構起こりそうですよね。表に立つ人、みんなの憧れになる人の苦労は計り知れないだろうなって思いました・・・(-_-;)
「ロニョン・ド・ヴォーの決意」、粕屋氏の偏食っぷりには参りました。
私も偏食な方なんですが・・・・。でもレストランとか外の食事では食べるように努力してます。モノによってはかなり涙目になってますけど!(笑)
料理人の方は、食材に対する思い入れと言うか愛情は相当なものだと思うんですよ。お客さんに楽しんでもらう料理を作るっていうのもやりがいのひとつだろうけど、それ以前に材料に対しても敬意を払っているのがプロなのかなって。
だから粕屋氏の偏食にも負けず、食材を無駄にもせず、きっちり料理をつくる三船シェフに感動しました。


今回お話にも大満足だったのですが、装画が谷山彩子さんだったのが嬉しかったです。
谷山さんは「Feel Love」の挿絵も描いてらっしゃって、それからちょっと注目しているデザイナーさんでした。こんなところでお目にかかれるとは思ってなかったです☆
今まで装丁とかあんまり注目してなかったんですが、最近はお気に入りのデザイナーさんが増えてきたので、装丁別に作品を分けて並べてみたら面白そうだなーとかおもったり。

あー、タルト・タタンやヴァン・ショーをぜひ実際に堪能してみたいっ!
お菓子作りはあまりしないのですが、タルト・タタンは頑張って作ってみたいなって思っちゃいました。

読了日:2008/3/11

サクリファイス 近藤史恵

2008–03–11 (Tue) 11:22
サクリファイスサクリファイス
(2007/08)
近藤 史恵

商品詳細を見る
将来はオリンピック選手、とも期待されていた陸上選手だった白石誓(ちかう)は、何気なくつけたテレビで放映されていたロードレースに魅了され、突然の転向。エースではなく、二番手(つまり「アシスト」)というポジションが存在するロードレースは、誓にとって居心地のいいスポーツだった。しかし、突然手にした勝利によって期待する周囲の目。変化していく自分の気持ち。葛藤する誓に突きつけられる現実。そして、突然起こった衝撃的な出来事・・・。「サクリファイス」が意味するものは?

近藤史恵初読みです。
私は近藤史恵さんをこの本で初めて知ったんですが、司書さんの話によると日常ミステリを書く方なんだそうですね。
だからかな~、長編のこの作品はイマイチぴんと来ませんでした。
今読んでる「タルト・タタンの夢」は楽しんでるんで、私は短編のほうが合ってるのかも?

スポーツマンとしての誇りとか、願いとか、葛藤とか、そういうものはよくわかったんですが、うーん、主人公の誓がグダグダしててちょっとなぁ、って感じ。
事故の真相と石尾さんの真意を強く映し出すために、そういう形になったのかなーって思うんですが・・・。
私自身は「白黒はっきりさせなさい!」っていう性格なので、こういう風にぐるぐる悩んでいる様子があまり好きではないんですよね~。
あと香乃のことも。

失恋を引きずるのはわかるけれど、袴田と勝負する気がないならぐずぐずするのはやめればいいのに、と思ってしまいました。
大体にして香乃が出てきた意味が良くわからないなー、別に香乃はいなくても話は成り立つんじゃないかなー?とか思っているので、まぁ香乃とのことについてはみんな否定的になってしまいます(^_^;)

石尾さんは潔くていいです。
それが正しいことか間違ってることかというのは別にして、自分の信念を貫いて、後始末も自分できっちりつけていくその姿勢は、純粋にカッコイイと思います。

スポーツの世界では結構みんなそうだけど、自分が真剣になれる時間が短いから、その短い時間にかける想いはハンパじゃない。
自分が輝けるその瞬間にめいっぱい輝いて、そして後に続くものたちをその先の高みへと導いていく。
そんな「情熱のリレー」はスポーツをやってこなかった自分には永遠の憧れとして、とてもうらやましく感じました。

もうちょっと躍動感というか、スピード感があったらのれたのかもなーって思うんですが。

ミステリ色は薄いですが、それでも「サクリファイス」の真の意味がわかったときは「おお・・・!」って思いました。
そしてロードレースという競技は、勝ち続けるのに一体どれほどの犠牲が必要なのだろう、どれほど強靭な精神力が必要なんだろう、とその過酷さをわずかながら垣間見た気がします。

読了日:2007/3/9

阪急電車 有川浩

2008–03–07 (Fri) 11:40
阪急電車阪急電車
(2008/01)
有川 浩

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新しい恋の予感、訳アリの純白ドレスの美女、凛とした老婦人、無邪気な高校生、別れる決意をした女子大生・・・。電車は、色んな物語で溢れている。乗客がどんな物語を持っているのかは彼らしか知らない。しかし、どの乗客も色んな物語を抱えて乗り込んでくるのだ。えんじ色の車体・レトロな内装がおしゃれな阪急電車。その中でも全国的知名度はやや低い今津線を舞台に、日常のひとコマを切り取った、心和む物語。

「宝塚」「宝塚南口」「逆瀬川」「小林」「仁川」「甲東園」「門戸厄神」「西宮北口」の8駅とその復路を書いたお話です。
一応駅ごとに区切られてる連載形式になってるんですが、舞台は「駅」ではなく「電車」なので、あまり区切りは意識しなかったです。

有川浩既刊はコンプリートかな?(塩の街のハードカバーと文庫を別に数えないのならば)
よかったですねー。相変わらず有川節がきいてて。
今回はお約束なラブロマンスだけじゃなくて、甘さ控えめなのもちらほら。
笑い、涙ぐみ、共感し、ただの電車がとてもステキなものに思えました。
ただ電車を舞台にするだけじゃなくて、復路で後日談を書くあたりがいいですね。
毎朝の通学ではぎゅうぎゅう押さえて嫌な思いしかしてないので、このほのぼのした感じ、人と人の交流がとってもうらやましかったです。
阪急電車、乗りたーい!!

ネタバレ気にしないので思いっきり書きます!
長くなりそうです(笑)

翔子は、なんていうか色んな意味で潔い人だなって思いました。
寝取られた男をすっぱりと切る姿勢とか
自分の気が済むように討ち入りを決行したその心意気とか
でも終わったらすっぱり何もかもを手放すとことか。
ここまで何に対しても潔くなれる人は、確かに一人でも前に向かって歩いて行けちゃう。
手を差し伸ばしてもらえなくても、自分で起き上がっちゃうから。
翔子のようにかっこよくも、美人でも、目立つほうでもないけれど、属性としては私もそっちタイプで、可愛げがないとよく言われます・・・。
だから、翔子の気持ちは良くわかりました。
でも心の底は結構素直だから、そこを見つけてほしかったんだろうなって。
「もうちょっとかわいげあったら」なんて5年も付き合った男から言われたくなかっただろうな。
多分一番言われたくなかった言葉だろうな、って。

あと時江さん!
「孫には基本的に常識を教育しておりますが」と切り返した時、私はこの人に弟子入りしたい!と思いました(笑)やるなぁ・・・!
復路の逆瀬川はすごい楽しかったです。
征志とユキの援護射撃もすごかったし。
ユキはなかなかいい性格してると思います(笑)
でもなー、酒好き、喧嘩っ早い、負けず嫌い・・・こう並べると「ホルモー六景」の二人静の二人と大差ないような気が・・・!
確実におっさんオーラ出てるよ。
でも有川作品では「爽やか美人」で通るんですよ。
この差!
面白いです。

席取りの話で始まるおばちゃん軍団はなかなかリアリティあるというか。
実際やってるおばちゃんを見たことあるもので・・・。
さすがにブランドバッグではなく紙袋で(でも百貨店の)、座ろうとしてるとこに投げ入れたりはしてませんでしたが。

女は集まるといくつでも姦しいですね。
実際高校時代は私も姦しい女子高生の一人だったと思います・・・。
すいません。
でも女子高生の話は実際結構面白くて、乗り合わせる高校生の話を聞いてこっそり笑ってること、よくあります。
親とか友だちとかも「女子高生がしていた笑える話」というネタをいくつか話してましたし(笑)
おばちゃんもこうならいいのに・・・。

圭一と美帆は初々しすぎますね!本当に君ら大学生ですか。
でもほのぼのしていて癒されました。
今あまり恋愛する気分じゃないんですが、「やっぱ恋っていいなー」と思わせてくれる二人でした。
美帆ちゃんが征志たちが見つけた「生」の字を見たら、すごいテンション上がるだろうな、って思いながら読んでました。

有川作品はたとえドロドロした気持ちを書いていても、すごくさっぱりしてる。
颯爽としていてカッコイイです。
女の卑しい感じ、ベタベタした優柔不断さ、そういう「女ってめんどくさいな」って思うところを、有川作品ではいつもばっさりと切ってくれるんですよね。
それが心地よくもあり痛くもあり。
まぁ自分の身に覚えのあることも斬られてたりして、うっ、となることもあるんですが・・・。

で、えっちゃんの話では、高校時代似たようなことで悩んでる友達がいたので、親身になって読んでました。学校も必死なのはわかるけどね。本末転倒なんじゃないですか。
そして、糸に月でも(笑)えっちゃんの彼氏はいい男です。
じーんとしました。

作中で出てくる関西弁が違和感なくするする読めたのがとても嬉しかったです。
私は関西出身なので関西弁喋れるんですが、文章になると「ん~?」と思ってしまうときがたまにあるので・・・。
まぁ私が標準語と関西弁のハーフみたいな言葉を使うからかもしれないんですが(^_^;)
有川作品は細かいところで私のツボをついてくれるので、読んでて楽しいです。

・・・まとまりない長い文ですいません(>_<)

読了日:2008/3/4

ホルモー六景 万城目学

2008–03–05 (Wed) 10:34
ホルモー六景ホルモー六景
(2007/11)
万城目 学

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日本の古都・京都を舞台に繰り広げられる由緒正しき伝統競技「ホルモー」。しかしオニを操る勇猛果敢な若人達も、所詮は一介の学生だ。恋文・鴨川の等間隔カップル・合コン・別れた彼氏・・・若者達を取り巻く恋の花はまさに百花繚乱。悩みの尽きぬ彼らの明日は一体どうなる?「鴨川ホルモー」スピンオフ、ここに開幕。


「鴨川(小)ホルモー」「ローマ風の休日」「もっちゃん」「同志社大学黄竜陣」「丸の内サミット」「長持の恋」の6編。

今回はホルモーという競技よりも、そこに関わる人たちにスポットをあてた話です。
だから戦ってるシーンは少ないですね。
私は「鴨川ホルモー」も読んだのですが、競技のシーンが一番好きだったのでちょっと残念です。
そして「鴨川ホルモー」自体1年前に借りてざっと読んだ程度だったので、細かい部分は忘れてしまっていて、多分面白さ半減になっているんじゃないかな・・・と(^_^;)
うーん、もったいない。
やっぱスピンオフ系は読む前におさらいしなきゃですね。
「別冊図書館戦争」読む前にちゃんと読み返しとかなきゃ!(笑)

それでもまぁ大筋は覚えているので、それなりに楽しめたんですけどね(笑)
「ローマ風の休日」を読んで凡ちゃんの見事な指揮能力に「おお、そうだったよ、カッコイイ!」と惚れ惚れしたり、「同志社大学~」で芦屋に彼女、そういやいたなぁ、とかしみじみ思ったり。
同志社大学黄竜陣が復活したけど、次年度からはどうするんでしょうね?5大学で戦うのかな。
ていうかそこらへんの話、本編で出てたらすいません・・・。忘れてます。

「もっちゃん」で登場する安倍は、高村の友だちの安倍だと思い込んでいたのでちょっと混乱しました。妻とかさらっと出てくるので、「え!凡ちゃんの恋の行方は?!」とか無駄にテンションが上がってしまった(笑)彼は安倍くんのおじいちゃんか誰かですかね。鼻フェチまで一緒だし。

いやしかし、ホルモーってものすごい伝統ある競技ですねー。
しかも京都だけじゃなく東京まで!
・・・これはうちの大学でもひっそりとどこかでやってるんじゃないか?(笑)

「長持の恋」で高村がちょんまげになった理由が明らかに。
じーんとくるお話でした。
そういや高村は鴨川ホルモーのときからずっと「ちょんまげには役割が・・・」みたいなこと言ってたので、なるほどね~と思いながら読んでました。
「孤のは」って鹿男にも出てるみたいですね。(←ドラマで知った)
実在する場所なのか、マキメワールドの繋がりなのかはよくわからないですが、こういうつながりいいですねー。

「鴨川(小)ホルモー」はなかなか面白かったです。
森見作品とかで「モテないさえない男達の嘆き」はいっぱい読みましたが、その女バージョンはなかったので。
なんかこう、限りなくバカで純な感じがいいです。この話だけじゃなく、全体的なムードとして。

あと挿絵が載ってますが、みんな美人・美男ですねー。
凡ちゃんめっちゃ可愛いじゃん!
二人静とか普通にモテそうじゃん!
榊原氏も井伊嬢もステキじゃないか!
って思ってました。
でも芦屋だけはイマイチだったな(笑)

テンポが良かったのでサクサク読めてしまいました。
あとは鹿男・・・。
とりあえずドラマが終わるまでは借りれないだろなー。

読了日:2008/3/2

沼地のある森を抜けて 梨木香歩

2008–03–04 (Tue) 10:27
沼地のある森を抜けて沼地のある森を抜けて
(2005/08/30)
梨木 香歩

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若くして亡くなった叔母の持っていたぬか床。それは上淵家の家宝といわれ、上淵の女たちは代々それを引き継いで世話をしていたのだという。渋々その家宝の世話をすることになった久美だが、そのぬか床の不思議なことといったら、筆舌に尽くし難い。呻き、卵を孕み、人を産む。うちのぬか床で、一体何が起こっているのだ・・・?生物とは一体何なのか問いかける、梨木香歩の新境地。

梨木香歩はいくつか読んだことがあって、どの話もノスタルジックで異国の情緒溢れる穏やかさを感じていたのですが、今回は薄ら寒さを覚えました。

結構難しくて、理解するのに時間がかかりました。
なんで人がぬか床から生まれてくるのか、とか。
途中で挟まれるシマの物語は久美たちと繋がるのか、とか。
最後に大体はわかるんだけど、それを飲み込むのが難しかった。
わかりそうでわからない、モヤモヤした感じ。

自分という存在をしっかり確信できるかといわれて、即答できるのか。
今までならもしかしたら「できる」と言っていたかもしれない。

でも遺伝子レベル・菌レベルでの話をされると、もう自分は「個」人ではなくなる。
私の中には数え切れないほどの細胞という「個」があり、私はこの場合「個」ではなく「全」になる。
私の中枢に「脳」というものがあるのと同じように、細胞一つひとつにも「核」という中枢が存在する。
だから、細胞一つひとつにも私と同じ「意思」があり、私の体の中には何億という別個の意思が蠢いているのではないかと思ってしまった。
だから、「私」という個人の存在を確信できるかといわれても、それはどだい無理な話なのだ。
「私」は「個」人ではないのだから。

シマの話を読んでるとですね、もしかしたら逆に私達のほうが何かの構成物質なのではないかとも思えてきます。
シマで日常を生きる「僕」は私は遺伝子とかそういうのだと解釈したので、同じように生きる私達もそうなのかもしれない、とか。

「個」っていうのは、なにをもってして「個」と確信できるのか、わからなくなってきました。


梨木さんの本はいつも沸点が低い感じです。
盛り上がるけれども、その頂点が低い。
ざわざわと囁くような。
恋愛とか、家族とか、そういう温かいはずのものが普通の温度より2,3度低いなって思います。

梨木さんはりかさんシリーズ(勝手に命名)を制覇したいなー。
からくりからくさ、早く読もう。

読了日:2008/2/28

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管理人の日々のつぶやきと、読んだ本の感想、趣味で作ったハンドメイド小物について綴っています。
更新速度はマイペースですが、情熱が続く限りは続けていくつもりです。よろしくお願いします。

本の感想記事は予告なくネタバレする場合がありますので、未読の方はご注意ください。

初めての方、詳しいことが知りたい方はこちらからお願いします。

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爽

Author:爽
大学生
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