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武士道エイティーン 誉田哲也

2010–06–28 (Mon) 12:36
武士道エイティーン武士道エイティーン
(2009/07)
誉田 哲也

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「武士道」という道の両端からそれぞれ歩いてきた2人は、ついに再びめぐり合うときがきた。剛の剣道・磯山香織と、柔の剣道・甲本早苗。魂でつながった2人は、己のすべてを剣に託し、今、決戦のときを迎える。剣道青春ストーリー、完結編。



『わたしたちは、もう迷わない。この道をゆくと、決めたのだから。急な上り坂も、下り坂もあるだろう。枝分かれも、曲がり角もあるだろう。でも、そんなときは思い出そう。あの人も、きっと同じように、険しい道を歩み続けているのだと。そう。すべての道は、この武士道に通じている―』

…というわけで、最終章です。
上の文は冒頭と最後に書いてあったもの。かっこいいので引用しました。

香織VS早苗、香織VSレナ、田原VSレナなど、白熱した試合が見れました。
こういう試合シーンが好きなので非常に楽しかったです!

「バスと歩道と留守番メッセージ」(甲本緑子)
「兄、桐谷隆明」(桐谷玄明)
「実録、百道浜決戦」(吉野先生)
「シュハリ!」(田原美緒)
の番外編もなかなかバラエティ豊かでした。
剣道にかけるそれぞれの想い、みたいなものが感じられて良かった。
緑子の話だけちょっと浮いてるかな?って思いましたが…。
今までのシリーズで言ってた言葉が、ここから来てるんだなってわかって面白かった。
桐谷先生と吉岡先生が顔見知りだったとは。
世間は狭いな。


本編の全国大会は盛り上がりました!
早苗と香織の試合は見てて爽やかでした。なんか楽しそう。
香織は早苗と出会えてよかったなと思う。
早苗のほうは一人で成長していける強さがあるような気がするけど、香織は早苗がいなかったらまだちょっと生きにくいままだったのではないだろうか。

そしてそして、香織VSレナ戦ですよ!
全国大会の決勝にふさわしい迫力のある試合でした。
香織が勝てたのは田原が決死の思いで片手引きメンを引き出したこそっていうところにジーンとしちゃった。
香織とレナは剣道に対するスタンスはちょっと違うけど、上昇志向というか、負けず嫌いなところはよく似てるから、いい友達になれたんではないかなと思う。

早苗とレナの友情も素敵だったな。
決勝前の、レナの寂しさが少し滲むシーン、なんか胸がいっぱいになってしまった。

剣道って、自分との戦いなんだなって強く思った。
『鹿男あをによし』のイトちゃんもそうだけど、剣道やっている女の子はみんな凛としてる。
かっこいい。
憧れます。

いいシリーズでした。
青春て素敵です!^^

読了日:2009/10/4
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武士道セブンティーン 誉田哲也

2009–09–03 (Thu) 16:17
武士道セブンティーン武士道セブンティーン
(2008/07)
誉田 哲也

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私たちは、それぞれべつの道を歩み始めた。福岡に行った早苗と、横浜にとどまった香織。彼女達は別々の場所で、しかし同じものを目指して進むことを決意した。剣道にかける少女達の青春物語・第2弾。


シリーズモノの2作目は、世界観がわかってるからほんとに読みやすい!(´∀`)
今回は『シックスティーン』に比べてずいぶんサクサクと読ませていただきました^^

香織も早苗も丸くなった、というか大人になってきたから読みやすくなってきたのかも。

負けた試合にも意味を見出す香織。
自分の『芯』を貫く早苗。
彼女達なりに「武士道」がなにかを見出そうとしている姿、とても青春!って感じでした。

レナの剣道のスタンスに葛藤する早苗を見て、彼女は強いな、と思いました。
あんなふうな中で、染まらずに自分を貫けるってすごいと思う。
私は周りを全部敵にまわすなんてこと、絶対無理。
いざとなったときの強さは、たぶん香織より早苗のほうが断然強いと思う。
香織はな~、なんかたぶんひとりで突っ切ろうとしてきたから、少し脆いんだと思う。
腕っ節は強いけどね。そうじゃない部分で。


レナのやりたいこと、少しは理解できます。
そういうふうにすれば、剣道ももっと盛んになって、もしかしたら剣道界はもっと元気になるのかもしれない。
でも、なんで日本の文化を外国仕様にあわせないといけないんだろう、と思った。
剣道をやる上での「こころがまえ」は、確かに日本人以外の人間には説明しづらいだろうし、わかりづらいと思う。実際日本人だってちゃんと理解してるか怪しいものです。
でも、そういう「心」をちゃんと理解した人間だけが、剣道ときちんと向き合う資格を得るんじゃないかな。
剣道はもともと「ゲーム」として生み出されたものではないと思うので、曖昧さを残しているほうがイイのかも、って思います。

レナと早苗の決闘、だいぶ痛そうでしたけど、実際防具なしで叩かれたらどれくらい痛いんだろう…。
想像がつかない。


だんだんキャラクターの深みが出てきて面白くなってきました^^
インターハイ、レナと香織の因縁対決、早苗との最終決戦!
『エイティーン』たのしみ!

そういや河合さんと岡先輩はほんとに付き合ってんだろうか笑
ていうか香織は若干岡先輩のこと好きなんじゃないかと思っているんだが、どうなんだろう(´ω`)
まぁ『エイティーン』はその辺はあんまり書かれないだろうからひとりで妄想してます笑

試合のシーンがいっぱいあるといいな!(・∀・)

武士道シックスティーン 誉田哲也

2009–08–02 (Sun) 23:18
武士道シックスティーン武士道シックスティーン
(2007/07)
誉田 哲也

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宮本武蔵を心の師と仰ぐ磯山香織。すべてにおいて勝ち負けがすべてと信じる彼女の前に現れたのは、勝敗に全く欲のない『お気楽不動心』をもつ西荻早苗だった。まったく対照的な二人はお互いの感性に触れながら、自分自身の『道』を貫く彼女達。その先に、待っているものとは―?剣道に青春を捧げた、ふたりの少女の青春物語。


『大きな拍手を浴びながら、互いに構え、剣先を向け合う。
この場所で再びめぐり合い、この相手と戦う、喜び。最高の舞台で迎えた、最高の相手。
この時代で共に生きる、二人といない、好敵手。
さあ、始めよう。わたしたちの戦いを。わたしたちの時代を――。』

冒頭の文が超かっこよくて、これだけで剣道かっこいい!って思った私はホント単純だと思いますw

剣道って、すごく凛とした感じがありますよね。
同じスポーツでもサッカーや野球にはそういう感じないし、
柔道はそういうかっこよさじゃなくて、もっと猛々しいイメージがあります。
若干痛そうですけど、あの独特の「礼儀」はとてもいいなって思います。


読んでて、香織があまりにも偏っているというか、とんがり度MAXな感じなのが、ちょっと疲れたかな~(-_-;)
これが三人称の語りならまだ良かったんですが、香織と早苗が交代で話す形式だったので、香織のパートはしんどかった…。
うん、でも、その猪突猛進さといいますか、そういう暴走を見て、「若いな」って思う私は、すこしは大人になってきたってことなのかな、と思います。
最後、剣道をやり始めた原点が、「お父さんに褒められたい」という理由だったというのは、とても人間らしくてよかったなぁ。
香織、今までロボットのようだったので…(>_<)
人が何かをやり始める理由とか何かを好きになる理由なんて、はじめはほんとに些細なことだと思います。

しかし香織の性格がああなので、もちろん輪を重んじるということはまるでなく…。
個人戦一直線なので、団体戦がないがしろにされていたのがせつなかった…。
青春ものは絶対に団体戦が感動ポイントなので寂しかったよ。
でも最後のほうで香織が大会を見に行くシーン、村浜さんがチームの命運を背負って戦いに行く姿に、香織といっしょに感動していました。

早苗はいい子すぎる!
手を踏みつられたら私キレるか怖くて近寄らなくなるかのどっちかだよ。
でも早苗のあのスタンスはいいな。
あんなに欲がないのも、勝負の世界ではどうかなって思いますが、あれだけ徹底して「長く構える」を貫けるのはすごいと思います。
私はたぶんどこかで崩れてしまう気がする。


『一瞬の風になれ』とか『風が強く吹いている』のようなストライクな青春ものではありませんが、この圧倒されてしまうくらいのまっすぐさは、青春ですね。
正反対のふたり。アプローチの仕方も、モノの見方も正反対だけど、でも目指す場所はおなじなんだ、とわかったとき、ああ、いいコンビだなと思いました。
親友ってほど親しくないし、ライバルって言うほどギラギラしてない。
まさに戦友、っていうのがぴったりですね。
そういう関係、素敵。

シリーズモノなので、ふたりのその後を追って楽しめるのが嬉しい。
次も読みます^^

読了日:2009/7/14

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