2008年08月24日(Sun)

クライマーズ・ハイ 横山秀夫

カテゴリー:横山秀夫記事編集

クライマーズ・ハイ (文春文庫)クライマーズ・ハイ (文春文庫)
(2006/06)
横山 秀夫

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昭和60年8月12日。群馬県御巣鷹山に墜落した日航ジャンボ機。死者520名、単独の飛行機事故としては世界最大の事故である。この事故の全権デスクとなった新聞記者・悠木は、一人の記者として、一人の人間として、この事故の巻き込まれることとなる。未曾有の大混乱の中、悠木がみたものとは?


確かこれが出たのって、「ブレイブ・ストーリー」が出た頃と一緒だったような気がします。
当時中2だか中3だった私は、目に入ったこれら二つをみて当然のごとくブレイブ・ストーリーを選んだ記憶があります(笑)
そうか。それって5年くらい前の話になるんだなぁ。

でも結果的には5年寝かせてよかったのかも。
中3では考えられなかったり、見えてこなかった部分があるような気がする。
今も受け止めきれているかわからないけれど。


記者って怖い職業だな。
マスコミがキレイに書かれているものを見たことがない。
大概いろんなものが複雑に絡み合っているものは、それぞれの側面から見ることで、見方が変わったりするものだけど、こればそうではありませんでした。
マスコミ側の作品のこれでさえ、マスコミに好感を持てずにいる。
それは、このひとの作風のせいかもしれませんが。
事件を追いまわし、被害者を突き詰め、ありとあらゆるものに貪欲に迫っていく。
嫌がられることを覚悟して進んでいかないととてもつとまらない仕事で、私なんかはついていけない。
魂を削るような仕事だと思う。

しかしそうなったのも私たちのせいっていうのはよく考えるんですよねー。
よくマスコミのやりすぎ報道みたいな感じでピックアップされることがあるけど、
そこまでして情報をむしりとろうとするのは、私たち視聴者が求めるからだもんね。
それを棚に上げてマスコミばかりを嫌悪するのっておかしいなぁと思うわけです。
「知りたい」っていう小さな好奇心が肥大すると、時に無意識の悪意の塊になることを覚えておかなくてはいけないなと。

横山秀夫ってあんまり読んでないんですけど、でもすごい厳しい現実を突きつける作品を書く人ですね。
読んでいくだけで胸がざわつくというか、信じていた世界が壊れていくというか。
あ〜〜こんなん読むから余計に社会人になりたくなくなる〜〜〜(>_<)

あとちょっと思ったことを追記に。
個人の感想とはいえちょっとデリケートな問題かな?って思ったのでワンクッション置くことにしました。
興味のある方はどうぞ。

読了日:2008/7/27
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│posted at 02:53:30│ コメント 2件トラックバック 1件
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