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ショート・トリップ 森絵都

2008–11–24 (Mon) 19:56
ショート・トリップ (集英社文庫)ショート・トリップ (集英社文庫)
(2007/06)
森 絵都

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「ならず者18号」に課せられた刑罰としての旅、道に迷った「奇跡の犬」の壮大な旅、なかなか旅に出発できない王様…ユーモアに溢れた、旅にまつわる48編のショートショート集。


「ラン」を読んでからの森絵都再挑戦へのスパンが短い(笑)
これはナツイチで買った文庫本ですねー。
しばらく忙しくて本の手配をサボったため、読む本がなくなって積読に手を出したんだと思います(笑)

すごーく短いショートショートなので、電車の行き帰りだけでばーっと読んでしまいました^^
私は短い文にまとめるってことがすごく苦手なため、ショートショートを読むたびにこの短い文章で物語を成立させられるって事にまず感動してしまいます。

星新一のショートショートは一つひとつにしっかりとしたオチをつけてるって感じですが、
森絵都のショートショートは、何かの大きな物語の一部をさくっと切り取って、その部分に一番強い光を当てている、っていう印象ですね。

あとはイラストがとても素敵。
アートブックとして眺めてもいいです^^

以下48編のタイトルを記そうかと思いましたが面倒なので割愛します(笑)

こういうさらっと読める本は気分転換によいですね^^

読了日:2008/10/22
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ラン 森絵都

2008–09–09 (Tue) 15:24
ランラン
(2008/06/19)
森 絵都

商品詳細を見る
中学1年の頃に家族をいっぺんに失い、親しくしていた自転車屋の店主・紺野さんとも別れ、「ひとり」でいることに慣れてしまった夏目環。彼女は紺野さんからもらった自転車で失踪しているうちに、不思議な世界に辿りつく。そこはなんと、「あの世」だった。生きたまま「この世」と「あの世」を行き来できるようになった環は、そこに何度も通うようになるのだが…。森絵都の直木賞受賞後第一作である、ファンタジーな家族小説。

森絵都は4作目?くらいかな。
注目作だったし、何とか頑張って借りてきました。

うーん、でも。
私はあまり合わなかったようです。

今までも森絵都作品にはちょいちょい引っかかりを感じることもあって、でもそこまで強く感じることもなかったので気にしてなかったんですが、でもやっぱりソリが合わないみたい。
4作読んでこれならそう判断してもいいかな、って。

ぜんぜんダメ、ってわけじゃなくて、話全体の流れは爽やかで素敵なんですが、環のひねくれ具合というか、一人称でこっちに語りかけてくる文体に、なんていうか疲れてしまって。
一人称だからひねくれ具合がものすごくよく伝わってきて、その上真知栄子の毒にもあてられた感じで…。
読み終わってぐったり疲れちゃった。
面白い、つまんなかった、を考えるより前に、読み通せるか読み通せないか、そこが問題でした。

なんとか読み通せたけど、ちょっと辛い読書になってしまった。
私の体調、ってかモチベーションの問題もあったんだろうなぁ。
ひとつのことしかできない性格なもので、ちょうどこの頃から本よりハンドメイドのほうに気持ちが傾いていたせいかと…。
読みたい!って思っているときに読む本と、なんとなく読んでるときの本の面白さの違いって相当の落差があるし。

「読みたくなるまで遊んでろ」(@角川文庫フェアのキャッチコピー)
とのことなので、ちょっと待とう。
読みたくなったら再読だ。

読了日:2008/8/14

カラフル 森絵都

2008–05–12 (Mon) 20:59
カラフル (文春文庫 も 20-1)カラフル (文春文庫 も 20-1)
(2007/09/04)
森 絵都

商品詳細を見る
生前の罪により、輪廻のサイクルから外されてしまった「ぼく」の魂。しかし陽気な天使の声に目を覚ますと、突然再挑戦のチャンスを言い渡された。何でも、「小林真」の体にホームステイして、生前の罪を思い出し、もう一度輪廻のサイクルに戻れるように修行しなければならないらしい。かくして、ぼくは、小林真としてこの世を生きることになったのだが…?


ついに読みましたカラフル。
私の中で「森絵都=カラフル」みたいな図式があって、さっさと読まなきゃ、読まなきゃ、みたいな気持ちがありました。
森絵都そこまでファンなわけでもないのになぁ~。
ほんと、なんで?(笑)

さらんと読めて、あったかい感じでした。
それにすごく優しい。どんな嫌なことでもはねかえさず、ぐーっと受け止めてくれる印象。

ありきたりといえば、とてもありきたり。
オチも普通に予想できる範囲のもので、ハラハラするような感覚は全然なくて。
でも、だからといってつまらない読書になったかといえばそんなことはなく、その普通さ・普遍さがとても心地よかったりします。
飽きないんですよね、なぜか。

「ぼく」がいじけて、家族の愛情とか、そういうものに全然気がついてなくて、そんな様子がとても青臭く感じたんですけど。
でもそれって客観的に見ているからであって、実際自分もそういう青臭い部分て、まだまだ絶対ある。
真のように、すべてが嫌ってなったとき、私はそれでもまっすぐ相手を見据えることが出来るのかというと、それは無理だと思う。
だから偉そうなことは言えないなぁーと。

クローバーに引き続き、肩の力がぬける本だったので、すごく心安らかになりました(笑)
私は基本的に本の中の世界に異世界を求めているのだけれど、こういう普通の話も、癒されていいですね。

読了日:2008/4/27

アーモンド入りチョコレートのワルツ 森絵都

2007–12–25 (Tue) 19:19
アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)
(2005/06/25)
森 絵都

商品詳細を見る
夏休みの恒例行事・いとこの章くんの別荘に、同じくらいの年のいとこ同士で集まって楽しく過ごすのが、僕の「夏」だったのだけれど、今年はなんだか様子が違って・・・(「子供は眠る」)。不眠症で悩める僕の耳に飛び込んできた美しい調べ。そのメロディを追った先にいた彼女は、まばゆいばかりに輝いて見えた(「彼女のアリア」)。サティのおじさん、絹子先生、そして君絵と一緒にワルツを踊った木曜日の夜のことを、私は生涯忘れることはないだろう(「アーモンド入りチョコレートのワルツ」)。思春期独特の「ゆれるこころ」を優しく、時にはクールに書いた、森絵都の短編集。
「子供は眠る」「彼女のアリア」「アーモンド入りチョコレートのワルツ」の3編。どれもクラシックの曲がひとつのキーになっていて、とても上品な感じがしました。

この中で実際に一番聴いてみたいのは、「子供の情景」(「子供は眠る」が入ってる曲集)。ひとつの王国の物語を曲で作るってすごくステキだし、小曲のタイトルがまた可愛くて。
その次は、「アーモンド入りチョコレートのワルツ」。君絵が歌った自由でユニークで可愛らしい歌詞を実際の曲に乗せてぜひ感じてみたい!
吹奏楽やってるわりに、家じゃJ-POPもめったに聴かないので、曲に関してはとても疎くて・・・。今度曲探して聴いてみようと思います☆

非常に透明で素直な話、という印象を受けました。
小学生にはない大人っぽさ、高校生にはない不器用な純粋さが溢れていて、中学生って青いなぁと(笑)自分も数年前まで中学生だったので、偉そうに言えませんけど・・・。

「子供は眠る」の章くんの態度は、不器用な優しさそのまんまだなーと思いました。あと照れとかね。
ずっと一人っ子で、兄弟が夏の間だけでもいるのがすごく嬉しかったんじゃないのかなぁ。ほんとはうえに欲しくて、甘えたりしたかったのかもなって。一人っ子の自分は、無理やりにでもすごいところを見せないと、年下のいとこ達がついて来てくれるか不安だったのかもしれない。とにかく、接し方がわからなかったんだろうなーって思いました。
自分が章くんと同じ中3だった頃、ずうっと子供だと思っていた同級生の男子が急に頼りになるようになってきて、驚いた記憶があります。
章くんが最後に肩の力が抜けたように吹っ切れた感じになっていたのは、彼がちょっと大人になって、やっと自分の不器用な部分を見つめられるようになってきたってことなのかも。

「彼女のアリア」の恋物語はすごくかわいい。いいなぁ、私ももう一回中学生に戻ってみたいなぁ、なんて思ってしまいました。

「アーモンド入りチョコレートのワルツ」で、サティのおじさんがメトロノームに激怒したのは、きっと君絵の枠にはまらない自由なところが好きだったからだろうね。
君絵はどう見ても根っからの芸術家タイプだし。
「アーモンド入りチョコレートのように生きていけ」っていうのは・・・うーん、枠にはまらずに生きる、ってことなのかな。

ふわふわした思春期と、それが唐突に終わってしまうシーンを、どちらも同じくらい大切に丁寧に書いている気がします。解説でも書いてあったと思うけど、確かに、この小説は中学時代を懐かしむためのものではないです。中学生の今、中学生の自然な姿を淡々と書いた、中学生のための物語だなーと思います。

森絵都さんのこの透明感はとても安心します。
とりあえず「カラフル」にも手を出してみよう。

読了日:2007/12/10

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管理人の日々のつぶやきと、読んだ本の感想、趣味で作ったハンドメイド小物について綴っています。
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