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ミミズクと夜の王 紅玉いづき

2007–12–01 (Sat) 23:01
ミミズクと夜の王 (電撃文庫 こ 10-1) ミミズクと夜の王 (電撃文庫 こ 10-1)
紅玉 いづき (2007/02)
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魔物が住む森へやってきた、両手両足を鎖でつながれた少女・ミミズク。壮絶な人生を歩んできた彼女は、いつしかその森の王―夜の王にその身を捧げることを願うようになった。彼女にとっての幸せとは?優しさとは?地獄を見た少女が望むものは一体何なのか。はかなく美しい、まっすぐなファンタジー。
ちょっと前にいろんな本ブログで記事が上がってて気になっていた本です。
今年の5月に近所の図書館で予約したのがやっと回ってきまして。
読みはじめたらあっという間、通学の行き帰り2日分で読み終わりました。

とても素直なお話です。

どこまでもまっすぐ。
どこまでも優しく。
そしてどこまでも美しく。
ファンタジーというより童話、童話というよりおとぎ話って感じ。

はじめから終わりまで静かに緩やかに進んでいく話なのに、退屈な感じは全くない。
多分結末は読んでいるうちになんとなくわかる人も多いはずなのに、その場で手を止めることはできない。
何かに導かれるように読んでいるうちにゴールまでたどり着いてしまった。
そんな不思議な雰囲気を持っています。

ミミズクの独特の喋り方にちょっとそりが合わなくて、つらい読書になるのかも、と思いましたが、それもはじめだけ。
読み始めると、すぅっと心にしみこんでいくような優しさを感じました。

あとこの話には悪人が全く出てきません。
誰も彼もが相手のこと(時に国のこと)をおもいやり、慈しみ、大事にする心を持っています。
時にそれが偽善のように見える話もあります。
でもこの話がそうならないのは、ミミズクの魅力あってのものなのかも。

はなしの大筋は、とてもシンプル。
でもだからこそ、普段は当たり前のように見ている友情や優しさが、際立ってキラキラと輝いているように見えるのかもしれない。

ライトノベルですけど、ライトノベルだとはとても思えません。
挿絵もないし、私達以下のの年代が読むより、もうおとぎ話を卒業してしまった大人こそ読むべきお話なのではないかと思います。
そのほうが、素直にいろいろ受け止められる気がする。

読了日:2007/11/26
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